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円安でもお得に旅を楽しみたい! 元添乗員がおすすめする海外旅行先3選

公開日:  /  更新日:

著者:Ana

円安の影響が気になる海外旅行(写真はイメージ)【写真:Getty Images】
円安の影響が気になる海外旅行(写真はイメージ)【写真:Getty Images】

 2022年の春頃から始まった円安。最近になって、ようやく復調の兆しが見え始めたかも……? という状況ですが、まだまだ手放しでは喜べません。コロナ禍が明け、入国制限も撤廃されて1年近く経とうとしている今、円安でもできるだけお得に海外に行きたいという人も多いはず。世界約50か国以上を旅した元添乗員で、旅アドバイザー&トラベルライターのAnaさんによるこの連載。今回は、今だからこそおすすめしたい旅先と理由をご紹介します。

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円安の今だからこそ、狙い目の旅先は? ドル&ユーロではない、アジア圏!

円安だとつい敬遠しがちな海外旅行【写真:Ana】
円安だとつい敬遠しがちな海外旅行【写真:Ana】

 2023年も仕事で何度かヨーロッパに行きましたが、ユーロ→円に換算すると、その価格差は相当なものでした。ドルやユーロの影響をダイレクトに受けづらい場所となると、やはりアジア圏がおすすめです。

○理由1 そもそも物価が安い
 日本に比べて物価が安いアジア圏であれば、多少上がったとしても心理的なダメージは小さくて済みます。旅行のときくらい、できるだけ値段を気にせず、食べたいものや欲しいものに思いっきりお金を使いたい人も多いでしょう。そうした海外ならではの「心理的な開放感」を得られる場所というのも、旅先を選ぶ際には大切な要素。リッチな気分を少しでも感じられるはずです。

○理由2 短い日数でも行ける
 滞在期間が長くなれば、その分ホテルの宿泊費もかさみます。また、長期で休暇を取って海外に行くのは、なんとなく気が引けるという人もいるかもしれません。

 アジアなら2泊3日から、最短なら1泊でも行けます。時差も少なく、時差ボケによる仕事への影響や、食文化が近いので体調への影響が出にくい点もメリットです。(ただし、屋台では衛生面に要注意!)

○理由3 飛行距離が少ないと燃油サーチャージも安い
 海外旅行に関わってくるのが、燃油サーチャージです。タイミングによって料金は変動しますが、距離が近ければ安くなるのは確か。また、そもそも取らない航空会社や、ほかのエアラインが値上げしていても値下げする会社があります。燃油サーチャージ込みでどの航空会社を使うかも、選ぶ際の検討事項に入れておくと良いでしょう。

○理由4 女性一人でも治安的に安心
 この時期に、海外といっても一緒に行く人がいないという話もよく聞きます。そうなると一人旅も候補になりますが、海外一人旅、とくに女性となると治安面の心配も。もちろん、国によりますし、日本のように夜遅くに一人で出歩くなどは避けたほうが良いですが、ヨーロッパよりはアジアのほうが治安面で少し安心できるのではないでしょうか。