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「卵焼きに白い砂糖を使ってるみたいだから…」 義母からのメモと“お土産”に悩む女性 解決する方法とは
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教えてくれた人:夫婦カウンセラー・原嶋 めぐみ
まずは抱えている“怒り”を1つに絞ること
親離れできていない夫と世話を焼きすぎる義母とは、これからどうやって向き合っていけばいいのか、夫婦カウンセラーの原嶋さんにアドバイスしていただきました。原嶋さんによると、ゆう子さんがまずやるべきことは、“怒り”の原因を1つに絞ることだといいます。
「お話を伺った限りでは、問題がいくつかあるように思います。そのなかから、ご自身がもっとも改善したいと思っているものは何か? ということに焦点を当てて解決していきましょう。問題点が明確になったうえで対処すると、お互いの関係にひびが入ることもなく、心の平穏を保つことができるはずです」
ゆう子さんが一番ストレスに感じていることが、義母が家にやってきて勝手にキッチンを使っていることだった場合、義母の気持ちに寄り添いながらスケジュールを提案するといいそうです。
「長らく翔太さんと二人家族だったお義母さんにとって、息子の家に来ることは寂しさをまぎらわせる行為のひとつ。ゆう子さんはまず、そのことを念頭に置いてあげましょう。ただ、勝手に自分のテリトリーを侵されるのは嫌ですよね。そうした気持ちを踏まえ、お義母さんが家に来た際、次に来る日をあらかじめ設定しましょう。たとえば、『今月はこれから少し忙しくなるので、来月の○日に一緒にお夕飯を食べるのはいかがですか? よろしかったら一緒に作りませんか?』のように、ゆう子さんから提案してあげましょう。お義母さん側はその日を待つ楽しみができますし、ゆう子さんもイニシアチブを取ることで納得感が得られるでしょう」
ゆう子さんを悩ませているのが夫だった場合は、まずは夫と会話を持つことが大切です。離婚を考えていないのであれば、根気強さが必要になります。少しでも解決に近づけるためには、どのようにアプローチすればいいのでしょうか。
「一度にいろいろなことを伝えると『面倒くさい』『うるさい』と一蹴する人もいます。もし夫がそういうタイプでも、そこで諦めずにひとつずつ、改善してほしい点を伝えていきましょう。たとえば、『料理について言いたいことがあるなら、私に直接言ってほしい』や、『子どもが生まれたときにも不安が残るので、きちんと家事を負担してほしい』など。このような感じで誠意をもって伝えてみてください。そうすればきっと、理解してくれるはずです。親子の絆は本人たちにしかわからないものですから、『私が妻なんだから!』とお義母との関係を断ち切るのではなく、寄り添って理解してあげることが大切ですよ」
結婚とは、夫婦ふたりで新しい家庭を築くこと。相手の大切な人やことを思いやりながら、少しずつふたりのルールを作っていくことが大切でしょう。
(Hint-Pot編集部)