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義母の“おせち作れ地獄”から15年ぶりに解放! 年末年始の帰省回避で狂喜乱舞する人たち 実録・里帰り親族バトル

著者:和栗 恵

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コロナ禍の年末年始、思わぬ形で親族問題から解放される人も!?(写真はイメージ)【写真:写真AC】
コロナ禍の年末年始、思わぬ形で親族問題から解放される人も!?(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 間もなく訪れる年末年始の休暇。withコロナの今年はどこにも行かず、自宅で家族とまったりする予定なんて人も多いことでしょう。中には、「今年は義実家への帰省をしなくて済む!」と喜びが隠せない人も――。これまで毎年、帰省に悩んできたという3人のエピソードをご紹介します。

 ◇ ◇ ◇

10年以上も出身地を貶してくる都会嫌いの義弟

 東京都在住の優里さん(42歳・仮名)は、5歳上のご主人と、中学1年生と小学5年生のお子さん2人を持つ専業主婦です。優里さん自身は東京都下の出身で、実の両親や兄弟と気軽に会うことができるため、お正月やお盆など長期休暇の際は九州地方にあるご主人の実家に帰省していました。

「義父母はとても良い人で、子どもたちの好物を用意して待っていてくれます。また、お酒好きな夫と私のために地元で人気の焼酎を買っておいてくれたり、さまざまな肴を準備したりして歓迎してくれるんです」

 そんな優里さんですが、初めてご主人の実家に行った時から、義弟の存在に悩まされていました。

「義弟は私と同じ年なんです。そのせいか、何かと張り合ってくるというか……」

 義弟は地元の大学に進学した後、地元で就職。ずっと九州に住んでいるそうですが、なぜか東京や大阪といった大都市圏を嫌厭しており、東京育ちの優里さんを目の敵にしていました。

「東京生まれと言っても、私の実家は埼玉県に限りなく近い場所にあるんですが、そのことで、必ずと言っていいほどネチネチ絡んでくるんですよ。『埼玉生まれが東京育ちと騙ってる』とか『○○市が東京とか嘘でしょ』とか。『失礼だからやめてください』って言うと、『本当のことを言われて怒ってる』とヘラヘラ。夫や義父母が『いい加減にしろ!』って怒ってくれるのですが、聞く耳は持っていないようです」

 家族のために帰省はやめたくない。でも義弟には会いたくない。そんな葛藤を抱えていた優里さんにとって、今年のコロナ禍は不謹慎とは分かりつつも「降って湧いた幸運」に思えてしまうとのこと。

「今年は家でのんびりと自粛生活をします。義父母には申し訳ないですが、収束後は義父母だけこちらに呼ぼうか、なんて話も夫としています」