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台風の夜 自転車と壁の間に挟まれて… 保護したねこがきっかけで今では3匹きょうだいに 「そのすべてに幸せを感じています」

著者:猫ねこ部

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キジトラの「うずら」ちゃん。生後11か月【写真提供:母ちゃん(@takakomon)さん】
キジトラの「うずら」ちゃん。生後11か月【写真提供:母ちゃん(@takakomon)さん】

 飼いねことの幸せエピソードをお届けする“なないろ猫物語”。今回ご紹介するのはこちらのトリオ。黒ねこで1歳の「テテ」くん、キジトラで11か月の「うずら」ちゃん、そしてキジ白で生後約3か月の「小鉄」くん。それぞれが過酷な環境に直面しながらも、飼い主さんに救われた命。縁あって一緒に暮らし家族になった3匹のねこと飼い主さんのお話です。

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頼れるお兄ちゃん! 初めての飼いねことなった「テテ」くん

 漆黒の毛並みにゴールドの目。思わず見惚れてしまうほど美しい彼の名前は「テテ」くん。

 飼い主の母ちゃん(@takakomon)さんとテテくんの出会いは2年前の台風の夜。一晩中鳴き続けていたテテくんは、翌朝自転車と壁の間に挟まれているところを発見されました。

「初めての飼いねこだったので覚えやすい名前をと思って……。いくつかの候補の名前で呼んで振り向いたのが“テテ”でした」

 テテくんは、あとから家にやってきたうずらちゃんや小鉄くんたちのことを優しく見守り、ときには積極的に“育児”にも参加する頼もしいお兄ちゃんなのだそうです。なんと排泄のお世話までしてくれるんだとか。3匹のなかで一番小さな小鉄くんがいくら威嚇してもそっと側に寄り添う、懐の深い性格のようです。

保護直後は病院通いが大変だった一家のプリンセス「うずら」ちゃん

 テテくんが家にやって来て約1年後に、知人から譲り受けたねこが「うずら」ちゃんです。現在11か月のうずらちゃんは、どこをとってもパーフェクトなかわいらしさ。

 今でこそ、こんなに美しい姿ですが、実は生後1週間ほどで、まだ目も開いていない頃、母ねこに一匹だけ置いてけぼりにされたという辛い過去がありました。しかも、飼い主さんが引き取ってすぐの生後2週間の頃、今度は排泄機能に障害があるかもしれない、との診断を受け通院を余儀なくされました。

 病院に行くたびに泣き叫び、体重もどんどん減っていったうずらちゃん。飼い主さんは何度も諦めかけたといいます。しかし、諦めずに治療を続けたい甲斐があり、見事に克服。現在は、元気いっぱいです。

「元気になってからのうずらは、めったに鳴きません。鳴くと何事かとこっちがドッキリします」と飼い主さん。人が大好きで、誰にでもスリスリ寄ってくるうずらちゃん。でも抱っこされるのはは嫌いで、“ツンデレお嬢”な性格。そして、自分が一番でないと気が済まず、スネてしまうタイプなのだそうです。