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「推しが結婚した哀しみで作った味噌」 水卜麻美アナ入籍からユニークな方法で立ち直った男性が話題に
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「『推しが結婚した哀しみで作った味噌』が約10ヶ月の発酵期間を経て、遂に完成しました!」なんとも驚きの“推しロス”対処法が、X(ツイッター)で大きな話題になっています。できあがった味噌はどのような味だったのでしょうか。投稿者のたかや2(@888tky888)さんに、味噌作りをした詳しい経緯や、味噌のできばえなど詳しいお話を伺いました。
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取り乱した心を落ち着けるため母に助けを求めると…
話は遡ること約10か月前の昨年3月25日。俳優の中村倫也さんと、日本テレビアナウンサーの水卜麻美さんが電撃結婚発表を行った日のことです。日本中に祝福ムードが漂うなか、ラーメンすら喉を通らない状態になってしまった男性がいます。Webライターのたかや2さんです。
かけがえのない“推し”である水卜さんの結婚――この日、失恋とも違う、これまでに経験したことのない感情の波がたかや2さんを襲いました。「これはひきずるな……」そう感じたたかや2さんは、取り乱した心をどうにか落ち着けようと、結婚発表の翌朝、お母さんに助けを求めたそう。
行き場のない感情を何かにぶつけたいという思いを隠しつつ、「力仕事ない?」と聞いてみると、お母さんから提案されたのは味噌作りでした。そこで1キロ分の大豆を、お母さんに教わりながら仕込むことに。
こうして完成したのが、前述した「推しが結婚した哀しみで作った味噌」です。たかや2さんは、さっそくできたての味噌を使って、お味噌汁を作りました。具材は、なめこともやしと豆腐。その名も「味噌ケコーン汁」です。
投稿されたお味噌汁の写真には、つぶつぶとした大豆の粒も見え、手作りならではのおいしさが伝わってきます。そんな投稿は大反響を呼び3.4万件もの“いいね”が。リプライ(返信)には、「その味噌売ってください!」「ついに実食のときがきたんですねw塩味きいてそう」「輝いてるよ、発酵してる」「よくやった」など、励ましの声がたくさん届いています。
味噌のできばえは100点満点! 味噌作りは心の整理におすすめ
実は、たかや2さん宅で味噌作りをするのは、2回目のこと。これまでおばあさんが作ってくれていたそうです。今年の味噌のできばえはどうだったのでしょうか。
「製法自体は一般的なものなので、味に特別大きな違いがあったわけではありません。しかし、初めて自分で作ったということもあり、普段よりも感慨深く味わえました。母からも100点満点をもらえました」
とはいえ、「心なしかしょっぱかった気もします」とたかや2さん。10か月のときを経て、味噌とともに心境はすっかり変化したと語りますが、仕込んだ当時の哀しみが味噌に伝わって残っていたのかもしれません。たかや2さんは、“推し”の結婚に直面したとき、味噌作りは心の整理をするのにおすすめだと胸を張って言います。
「自分には役立ったと思っています。味噌作りは思いのほか力仕事の連続で、哀しみの感情を紛らわす役割がありました。とくに空気を抜くために、ゆでて砕いた大豆の塊を桶に向かって思いっきり叩きつける作業はどこかおかしく、ストレス発散になりました」