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大掃除がラクになるコツ 整理収納アドバイザーが教える! 年末までに家族で済ましておくべきこととは
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教えてくれた人:伊藤 まき
庭や玄関 “家の顔”も念入りに!
ちなみに庭掃除をする際は、雑草の手入れを入念に。今のうちにやっておくことで、「春の景色」がかなり変わるのだとか。また、玄関まわりに枯れてしまったプランターなどがある場合は、それらを片付けるようにしましょう。プランターは洗ってプラスチックとして廃棄できますが、土は自治体によって廃棄できないことがあります。土を捨てられるような庭がない場合は、自治体に問い合わせをして、どのように廃棄すればいいか聞いてみてください。
「こうした不要な物を、門前に放置してしまう人もいますが、いぬやねこのオシッコスポットになってしまうので要注意です」
また、玄関の下駄箱は、手抜きをせずキレイにしたい部分。中に入っている靴を全部出して風を通し、太陽光に当てて殺菌を。
「棚や壁は水拭きだけでなく、重曹をお茶用パックに詰めて拭くと、消臭効果もありスッキリします。玄関は家の顔となる場所。『腕の見せ所だよ!』とご主人をうまくのせて、掃除をさせてみましょう」
断捨離でスペース確保 12月初旬までに粗大ごみは処理しておきたい
さらにもうひとつやるべきこと。それは、大掃除前に「断捨離」をしておくことだと伊藤さん。
家電や家具など、いわゆる“粗大ごみ”となるものは、お正月前の慌ただしい時期に処分しようとしても、業者がつかまらなかったり、役所の受付が混んでいたりで、結局、年を越してから片付けるハメになりがちです。
業者がつかまりやすい12月初旬くらいまでにすべて済ませてしまうのが、賢い方法なのだとか。大掃除前までに粗大ごみを出してスペースを空けておくと、物の移動がスムーズになり、大掃除がとてもやりやすくなるといいます。
「ごみに出すにはもったいないかな? と思うものは、フリマアプリなどを活用して現金化をするのも手。また、粗大ごみだけでなく、場所を取る雑誌や本なども同様にして、早めに片付けておくと、後々の大掃除がラクになりますよ」
なお、車庫やベランダ、たたき、窓など、水を使った掃除は「夏」に終わらせておくというのも、大掃除をラクにするテクニックとのこと。来年の夏はぜひ、先に水回りを片付けてしまいましょう!
(和栗 恵)