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「もっと用意しておけば良かった!」 プロが解説 サイズ別で用意をおすすめするゴミ袋の役割

公開日:  /  更新日:

著者:和栗 恵

教えてくれた人:伊藤 まき

荷造りや荷解き中はゴミが出やすい(写真はイメージ)【写真:写真AC】
荷造りや荷解き中はゴミが出やすい(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 慣れない引越し作業中、あれこれと足りないものあるたびに買い物へ出ていると、時間がかかって大変ですよね。だからこそ、作業を始める前の準備がものをいいます。そこで、梱包や荷解きにも詳しい整理収納アドバイザーの伊藤まきさんに、サイズ違いで用意しておくと便利な、ゴミ袋の使い方のコツをお聞きしました。

 ◇ ◇ ◇

3種類のゴミ袋を用意

 引越し時に「もっと用意しておけば良かった!」と思うもののひとつが「ゴミ袋」です。荷造り中はもちろん、引越し当日にもゴミが意外と出ます。また、バラバラになりやすい小物類をまとめるのにも便利。

 ゴミ袋は、20リットル、45リットル、90リットルの3サイズを用意しておくといいでしょう。

 20リットルのものは、キッチンの引き出しの中に入れている道具や、文房具など、小物をまるっと梱包するのに便利です。中に物を入れたら養生テープでぐるぐる巻きにしておくと、飛び出しや突き出しを防ぐことができます。

 45リットルサイズは、荷造りや荷解き時に出るゴミを捨てるときや、靴類、繊細な衣類などを段ボールなどにしまう際に使用します。とくに、一時的に倉庫へ荷物を預け、後日新居に搬入する場合は、防虫剤とともにビニール袋に入れてから段ボールに収納しておくと、嫌な害虫の侵入を防ぐことができます。

 90リットルのものは、大型の家具や家電、絨毯などのカバーに便利。このサイズであれば、布団や毛布なども入れることができます。広げると畳一畳分のサイズになるので、新居の廊下や壁に敷いて、汚れを防ぐのに役立つことも。ゴルフバッグや自転車をくるむ際にも使えるので、ホームセンター等で見つけたら購入しておきましょう。

(和栗 恵)

伊藤 まき(いとう・まき)

整理収納アドバイザー1級、クリンネスト2級。ホテル清掃員や国鉄系レストランの厨房、内装会社、デパートの搬入搬出などで経験を積み、出版社に入社したのち独立。掃除しながら片づける「整理収納のプロフェッショナル」として各種ウェブメディアで記事を手がけ、掃除本の編集ライターとしても活躍中。
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