ライフスタイル
意外と大変な引っ越し1日目 アイテムは取り出しやすく…プロが解説する「当日すぐに使うもの」
公開日: / 更新日:
教えてくれた人:伊藤 まき
引っ越しで大変なのは、荷造りだけではありません。新居に搬入が終わった後の荷解きも、計画的にしておかないと大変です。たとえば、引っ越し当日からすぐに生活は始まるので、最低限用意しておくべきアイテムはたくさんあります。整理収納アドバイザーの伊藤まきさんに、新居で快適な1日目を迎えるためのコツを教えてもらいました。
◇ ◇ ◇
生活用品や荷解きアイテムは取り出しやすいように
大変な荷造りを終えて、ようやく新居へ運び入れ。しかし、荷物を運び終えただけでは終わらないのが引っ越しです。とくに、引っ越し当日の夜は疲れているにもかかわらず、必要なものをアレコレと取り出す必要が出てきます。少しでも手間をなくすためにも、荷造り時に「当日すぐに使うもの」を別でまとめておくようにしましょう。
1. 生活用品
お風呂用品(風呂桶やシャンプー、リンスなど)、衛生用品(生理用品やトイレットペーパー、ティッシュ、歯ブラシなど)、着替え(部屋着、パジャマなど)、タオル
引っ越し当日に、最低限必要なのが上に挙げた生活用品です。食事はテイクアウトや外食で済ませることができても、お風呂やトイレ、歯磨きなどは新居で済ませることになるので、忘れずに用意しておきましょう。
2. 荷解きグッズ
ハサミ、カッター、ゴミ袋、ぞうきん、養生テープ、メモとペン、メジャーなど
忘れてはならないのが、荷解きに必要なアイテムです。段ボールを開けるのに、ハサミやカッターがすぐに取り出せないと大変です。また、メモとペンは意外と使用頻度が高いので一緒にまとめておくといいでしょう。養生テープは、壁や柱の保護のほか、家具を配置する場所やサイズ感を確認するときに役立ちます。
3. 寝室のアイテム
布団、枕、シーツなど
これも引っ越し当日に必須のアイテム。とくにお子さんがいる場合は、疲れた子どもたちがすぐに眠れるよう、搬入の際にはサッと取り出せる場所に置いてもらうようにしましょう。ただし、当日使用する布団の数は必要最低限に。翌日以降にじゅうたんを敷いたり、家具を移動したりすることもあり、片づけやすい量にしておくことをおすすめします。
(和栗 恵)
伊藤 まき(いとう・まき)
整理収納アドバイザー1級、クリンネスト2級。ホテル清掃員や国鉄系レストランの厨房、内装会社、デパートの搬入搬出などで経験を積み、出版社に入社したのち独立。掃除しながら片づける「整理収納のプロフェッショナル」として各種ウェブメディアで記事を手がけ、掃除本の編集ライターとしても活躍中。
インスタグラム:maki_organize