ねことウサギでは毛づくろいの意味が違う！　ウサギの深層心理とは？

　話題になった動画は、アルバートくんが初めてゆずり葉ちゃんの毛づくろいをしたときに撮影したもの。ゆずり葉ちゃんは、アルバートくんから毛づくろいされるのをとても喜んでいたそうです。

「ねこは、毛づくろいのプロなので、ゆずり葉ちゃんはとてもお気に召したようです。アルバートくんが舐めるのを止めると『もっと！』と、アルバートくんのお腹に頭を突っ込んでいました」

　この日を境に、ゆずり葉ちゃんは、たびたび、アルバートくんのお腹に頭を突っ込んで「毛づくろいして」とアピールするように。アルバートくんは、うれしそうに応じているそうですよ。

　飼い主さんによると、ねことウサギでは、毛づくろいの意味がまったく異なるといいます。ねこは、親愛の情を示したり、子ねこの世話や相手の匂いや汚れが気になったりするときに毛づくろいをしますが、ウサギはそうではないようです。

「ウサギの場合は、毛づくろいをするほうが格下、されるほうは『おまえのことが気に入ったから、特別に毛づくろいをさせてやる』と思っています。そのため、一見、ゆずり葉ちゃんがアルバートくんに甘えているように見えますが、ゆずり葉ちゃんの心理としては“ねこよりウサギのほうが格上”ととらえている可能性が非常に高いです」

　アルバートくんは、ちょっぴりツンデレな妹・ゆずり葉ちゃんにメロメロのようですね。飼い主さんのおうちには、ほかにも新たな家族が増えました。生後1週間の頃、厩舎の天井から落ちてきた子ネズミ「チュチュ」くんです。3匹と飼い主さんのにぎやかな日常を、あやめちゃんもお空の上から見守ってくれていることでしょう。

（Hint-Pot編集部）