ライフスタイル
「第2ボタン」はもう古い? 卒業式の定番に変化…大切な人へ贈りたい花束の選び方
公開日: / 更新日:
教えてくれた人:のなか りえこ
相手が受け取った後のことを考えた配慮が必要
式典などで直接花束を渡す場合、気を付けるポイントとしては、相手が受け取った後のことを考えた配慮が必要です。たとえば、相手の持ち帰る際の荷物や移動を考えて、大きすぎないサイズの花束にしましょう。式の当日に買いに行くよりは、事前にお店に予約しておくとスムーズです。
また直接渡さずに相手の自宅に送る場合は、相手の予定を事前に聞いてからが鉄則です。サプライズにはなりませんが、花は生ものなので、不在で受け取れないということがないようにしましょう。
門出を祝うのにおすすめの花
バラやカーネーションなどのギフトとして人気の花も良いですが、新しい旅立ちを祝ったり、感謝を表したりする卒業式にぴったりの花を紹介します。
〇スイートピー
卒業式の定番の花といえるでしょう。フリルのような花びらの形が「チョウが羽ばたく姿」に似ていることから、代表的な花言葉は「門出」です。淡いパステルカラーからはっきりとした濃い色合いまでカラーバリエーションが豊富。繊細で優しい雰囲気のある花です。
○ガーベラ
太陽のような丸い花姿が特徴で、ポジティブな華やかさを演出します。主な花言葉は「希望」や「前進」で、新たな出発を祝うのにぴったりです。色も豊富なので、相手の雰囲気によって合わせやすいでしょう。
○フリージア
香りを放ちながら、下から徐々に咲いていく人気の花です。以前は花の色が黄色や白しかありませんでしたが、近年はピンクや紫、複色など流通しています。主な花言葉は「感謝」「友情」です。
○チューリップ
春を代表する花としてよく知られていますが、ユリ咲きやパーロット咲き、フリンジ咲き、八重咲きなど、さまざまな咲き方があります。色も豊富です。主に「思いやり」「博愛」といった花言葉を持ちます。
○ラナンキュラス
薄い花びらが幾重にも重なり、ふんわりとした丸みを帯びた花姿が人気です。華やかなかわいらしさがあり、種類も豊富。主な花言葉は「とても魅力的」「光輝を放つ」などがあります。
(Hint-Pot編集部)
のなか りえこ
フラワー&グリーンコーディネーター。インテリア商材を扱う仕事から花の世界へ。現在はフリーで活動中。花と植物に関する提案・制作(装花・装飾・植栽など)を中心に行う。
インスタグラム:euh___piece