飼い主さんのハートを一瞬で奪ったおはぎちゃん

　多くの人の視線を釘付けにしたのは、フレンチブルドッグの女の子で2歳の「おはぎ」ちゃんです。かわいらしいお名前は、被毛にちなんで黒い食べ物から選ばれました。また、お笑いトリオ「ジャングルポケット」のメンバーであるおたけさんと語呂が似ていることも決め手になったそうです。

「もずく、海苔、ポン酢と迷いましたが、おたけさんのギャグ『おたけ、さいこっちょー！』を拝借して『おはぎ、さいこっちょー！』と言いたくて選びました」

　おはぎちゃんと飼い主さんは、インターネットを介して出会いました。差し毛が少なく、被毛の色柄が黒に近いブリンドルの小さな女の子を探していた飼い主さんは、おはぎちゃんと会った瞬間にひとめ惚れ。その日のうちに、家族の一員としてお迎えしました。

　飼い主さんから「スーパーポジティブ」と言われるおはぎちゃん。とても素直で社交的、人間もいぬも大好きで、寝言以外で吠えたことは一度もないそうです。

「友好的で甘噛みもしませんが、ドックランなどでほかのわんちゃんから攻撃されると、自分より大きなわんちゃんであっても果敢に立ち向かうほど勇敢です。一方、いろいろなことに興味を示すものの、飽きっぽいところも。私へのお見送りやお出迎えはまったくしてくれず、『起こさないで』と不満げな表情を浮かべることもあります」

散歩の往復で20回も“へそ天”　愛称は「コロガリスト」

　話題の一枚が撮影された日、おはぎちゃんは飼い主さんと一緒に散歩に出かけました。家から1キロほど離れたバスセンターまでのコースを往復するのがルーティン。散歩中、レンガやコンクリート、アスファルト、石畳の上で寝転がるのが大好きで、飼い主さんによると、1回の散歩で20回ほど、ゴロゴロと転がるそうです。

「転がる→少しグリグリする→起き上がってまたすぐ転がるの連続。たぶん、『コロガリスト』です。横断歩道で転がるときは、だいたいはしゃいでいるとき。このときは、散歩に出かけてすぐだったので、喜びを表現しているのだと思います。折り返し地点以降は、ただ転がるだけ。車が来ると、おはぎを目にして笑われるので、とても恥ずかしいです」

　車の往来がなかったため、しばらく横断歩道の上でゴロ寝していたおはぎちゃん。しばらくして散歩を再開し、おうちに帰ったそうです。

　おはぎちゃんが安全に散歩を楽しめるよう、飼い主さんは常に気を配っています。愛情たっぷりに見守られながら、またかわいらしいショットをたくさん披露してほしいですね。

○取材協力：おはぎゃん（@CGDoUdlQJOfQvhE）さん

（Hint-Pot編集部）