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「このレシピはおもしろい」 余ったてんぷら粉の賢い使い切り方 老舗用菓子店の知恵袋に反響
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料理の際に1回で使い切ることができず、余りがちなてんぷら粉。フードロス削減のためにも、消費期限内に使い切りたいですよね。そこで、1884(明治17)年創業の老舗・神田近江屋洋菓子店の公式X(ツイッター)アカウント(@omiyayogashiten)が、余っているてんぷら粉を使ったスイーツの作り方を紹介。「やってみたい」という声が上がり、注目を集めています。
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てんぷら粉でクッキーがサクサクに仕上がる理由とは
同店が紹介したのは、てんぷら粉を使ったクッキーの作り方。一般的に、クッキーを作るときは小麦粉、バター、砂糖、卵などを使います。分量をきちんと量らないとうまく焼けず、仕上がりが硬くなってしまうことも。
しかし、てんぷら粉を使えば「誰でも簡単にサクサクのクッキーが作れちゃいます」とのこと。同店によると、材料はてんぷら粉、バター、砂糖のみ。それぞれ「2:1:1」の分量を混ぜるだけで作れるそうです。
メーカーにもよりますが、てんぷら粉は薄力粉やでんぷん、卵を粉末化した卵粉、そして焼き菓子などで使用され生地を膨らませる作用があるベーキングパウダーなどがバランス良く配合され、グルテンが出にくくなるように工夫されています。そのため、小麦粉を使うときよりもサクサクとした口当たりのクッキーに仕上げることができるそう。
てんぷら粉の意外な使い方を紹介する投稿には、6万件の“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には、「マジですか」「やってみたいな」「なるほど……てんぷら粉は余って捨てることが多かったので、利用できるならそれがいいわ」といった声が。また、引用リポストには「このレシピはおもしろい」「天ぷらにしか使えないようなイメージだった」「目からウロコ」などの声が寄せられています。
余ったてんぷら粉の使い道に困ったとき、クッキーを焼いてみるのもいいかもしれませんね。
(Hint-Pot編集部)