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「ここで彼女に食べ物を見つけるのは非常に困難」 日本に大満足の2人組が気になったこととは
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選択肢を増やしてもいい日本の食事 外国人には一定のニーズ
一方で、気になったこともありました。
「ベジタリアン向けのものがあまりないことが分かりました。私の友人(サラさん)は豚肉も生魚も食べません。したがって、ここで彼女に食べ物を見つけるのは非常に困難です。それが私たちが気づいた点の1つです」
菜食主義者が多い欧米に比べ、日本は対応が進んでいるとは言えないかもしれません。ベジタリアンやヴィーガン向けの飲食店やスーパーは外国では非常にニーズがあります。最近ではラーメン店でも、ベジタリアン向けのメニューを提供するところもあります。
京都や奈良の古刹では、肉や魚を使用しない精進料理も旅行客の注目を集めています。サラダや煮物など、副菜や小鉢で食べられるものはありますが、主菜級でベジタリアン食となると、やはり限られる印象です。東京のレストランでも、そうした食事の選択肢を増やすというのは検討する価値がありそうですね。
(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)