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仕事・人生

「サイテー男でした」と振り返るデビュー当時 ふかわりょうさんにとっての「いいひと」とは

公開日:  /  更新日:

著者:日下 千帆

ふかわさんの脳内にはいろいろな世界観が 小説の映像化を狙う

――「いいひと」が原因でモテないと思っている人へメッセージはありますか?

「『いいひと』は無意識の行動からきているので、そこから逸脱するのは難しいと思います。この本を読んで楽になってくれたら、うれしいです」

――小説を書いたきっかけは?

「3年前にエッセイを書くオファーが来て、ゆくゆくは小説をイメージされているのかな……という無言のプレッシャーを感じていました。書くことが最初から得意というわけではありませんでしたが、文章を書き続けることにより、“植えられた種”を育ててきた感じです」

――この先は、どんなお仕事をしていきたいですか?

「常に脳内シネコンで、いろんな世界観が展開されています。小説の映像化も実現したいし、今後も書く仕事を続けていきます」

――もし実現したら、「いいひと」役は、どなたをキャスティングしたいですか?

「オーディションで新しい人を発掘します」

――ふかわさんも出演されますか?

「目立たない役で、カメオ出演(俳優、監督、原作者らをゲストとして短時間出演すること)したいです」

 映像化への意欲を熱く語ってくださったふかわさん。初の書き下ろし小説「いいひと、辞めました」が、いずれ実写化されることを期待したいですね。

◇ふかわりょう
1974(昭和49)年、神奈川県生まれ。慶應義塾大学在学中の20歳でお笑い芸人としてデビュー。長髪に白いへアターバンを装着した「小心者克服講座」でブレイク。テレビやラジオ、DJや執筆など、マルチに活躍。著書に「スマホを置いて旅したら」(大和書房刊)、「ひとりで生きると決めたんだ」「世の中と足並みがそろわない(新潮社刊)、アイスランド旅行記「風とマシュマロの国」(幻戯書房刊)ほか。最新作で初の書き下ろし小説「いいひと、辞めました」(新潮社刊)では、“いいひと”であるがゆえにモテない四十路男・平田が“立派なサイテー男”になることを目指す姿を描き、痛快逆転劇として好評を得ている。

(日下 千帆)

日下 千帆(くさか・ちほ)

1968年、東京都生まれ。成蹊大学法学部政治学科を卒業後、テレビ朝日入社。編成局アナウンス部に配属され、報道、情報、スポーツ、バラエティとすべてのジャンルの番組を担当。1997年の退社後は、フリーアナウンサーとして、番組のキャスター、イベント司会、ナレーターのほか、企業研修講師として活躍中。