健康・美

婚活中の47歳女性 寝汗や悪夢に悩んでいたら…「そういえば生理がない」 更年期症状にますます募る人生への不安

著者:和栗 恵

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日本の女性が更年期を迎える年齢は平均で50.5歳(写真はイメージ)【写真:写真AC】
日本の女性が更年期を迎える年齢は平均で50.5歳(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 急に顔がほてり、ひどく汗をかいてしまう「ホットフラッシュ」や、イライラしたり憂鬱になったりとさまざまな症状が出る更年期。日本人の女性は平均50.5歳で閉経を迎えるとされ、閉経の前後10年ほどの期間に、こうした更年期症状を実感する人が多いと言われています。しかし40~50代ともなると、仕事疲れが溜まりやすく、更年期でなくとも体調を崩しやすいもの。疲れているだけだと思っていたら「更年期だった!」という、40代独身女性のエピソードをご紹介します。

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おしっこと間違えるほどの量の寝汗 会社の後輩から「ストレスですよ」と指摘が

「昨年の夏からの半年間で、ベッド用の敷きパッドを4回も買い替えたんですよ」

 大きなため息をつき、待ち合わせをした喫茶店の椅子に座った高田清海さん(仮名・47歳)。失礼な言い方にはなりますが、肌ツヤはとても良く、着ている服もセンスの良いものばかり。とても40代後半とは思えない、いわゆる「美魔女」という言葉を想起させる女性です。こんな素敵な人が、何に悩んでいるというのだろう? 思わず、そんな風に思ってしまいました。

「確か昨年の……8月末くらいだったと思います。夜中に暑くて暑くて、目が覚めたんです。起きてみたらびっくり。着ていたパジャマとシーツが、ぐっしょりと湿っていました」

 まさか、この年齢で“お漏らし”してしまったのでは? と焦ったという清海さん。慌ててパジャマを脱ぎシーツをはがすと、ベッド用の敷きパッドまで濡れていてとても驚いたといいます。

「敷きパッドの臭いを嗅いでみたのですが、おしっことはどうやら違うみたいで。頭の中で『え? どういうこと? 何これ? まさかの汗?』って、しばらく考えてしまいました。夜中に起きて、ベッドで水を飲もうとしてこぼしたのかも? なんて考えも浮かんだのですが、そんな習慣はなかったのでありえないな、と」

 びしょびしょになったパジャマとシーツを洗い、敷きパッドを干して仕事に出かけた清海さん。しかし翌朝、再び同じような状況になっていました。

「まったく同じような感じで、身体全体が蒸し器に入れられているような、ひどい暑さを感じて目が覚めました。ふと見ると、乾かして寝たはずの髪も湿っていたので、『これ、汗か!!』って思い至ったんです」

 その夜からエアコンの温度設定を下げて寝るようにしたので、深夜に目を覚まさずに済むようになった清海さんでしたが、今度は別の悩みが襲ってくるように。毎晩、ひどい悪夢にうなされ熟睡できなくなってしまったといいます。しっかり寝たつもりでも疲れが取れず、仕事中も昼過ぎから集中力が途切れてしまい、仕事に身が入らない状態が続きました。

「仲が良い会社の後輩に相談したら『先輩、それきっと、ストレスですよ!』って言われてドキリ。私は仕事が好きで、気合を入れて働いてきたため、この年まで独身で来ました。ちょうど母から『1人なのはいいけど老後はどうするの?』なんてことを言われたばかりで。ああ、そうか、きっと将来に対する不安がストレスになって出てるんだ! 孤独が悪いんだ! って。何かそう思い込んじゃったんですよね(笑)」