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インフルエンザの感染リスクが高まることも 寝ている間の口呼吸に専門医が警鐘

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

教えてくれた人:鈴木 雅明

就寝時にマスクも(写真はイメージです)【写真:写真AC】
就寝時にマスクも(写真はイメージです)【写真:写真AC】

無防備になりやすい就寝時 喉や鼻を加温、加湿

 対策としては、就寝時にも、喉や鼻を加温、加湿することを心がけることが大切。「そうすることで鼻通りがよくなり、睡眠の質が向上します。鼻の中の線毛運動も活発化するため、風邪やインフルエンザの予防も期待できます」と解説します。

〇部屋全体の加湿
 空気の乾燥を防ぐため、部屋全体を加湿して湿度を上げましょう。最近ではウイルスやカビ菌などの有害物質、花粉などのアレルギーを引き起こす物質を抑制する機能のある加湿空気清浄機もあります。常時に活用するのも良いでしょう。

〇就寝時に喉や鼻を蒸気で温める
 就寝時に蒸しタオルを鼻の上に置き、温めると良いでしょう。鼻を温めながら加湿することで鼻でスムーズに息を吸えるようになり、口で呼吸することを防ぐことができます。喉の乾燥も防ぎ、睡眠の質も高まります。加湿機能のついたマスクをつけて眠るのも効果的です。

〇片方の鼻で交互に鼻呼吸
 人差し指で右の鼻を押さえ、左の鼻から深く息を吸ってゆっくりと吐きます。次に左の鼻を押さえ同様に右の鼻で深呼吸します。左右交互に5セット行いましょう。

(Hint-Pot編集部)