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日本のおせんべいは食べやすい? アメリカ在住外国人が6種を食べ比べ 高評価を得た米菓子とは
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4品目は「ハッピーターン」 日本では“ハッピーパウダー”が人気もアメリカでは…
次は、甘じょっぱい秘密の“ハッピーパウダー”がやみつきになると評判の「ハッピーターン」です。ふたりとも見てすぐに「パッケージがかわいい!」と、掴みはバッチリ。
ひとくちかじって、思わずむせてしまったのはアリッサ。「これはむせてしまうわ。パウダーの量が多いと思うし、塩味が強すぎる!」と、パウダーがまぶされたおせんべいに戸惑ったよう。パウダーがもっと多いバージョンもあると伝えると「信じられない!」ととても驚いていました。ジョリンは「最初に食べた『ソフトサラダ』に似ているね。チーズ味だったら、チートスみたいでよりおいしいかも!」と、この味わいもしっくりきていたようです。
気になる点数は、アリッサは7点、ジョリンは8点でした。
5品目はお酒のつまみにもなる「柿の種」
続いて、柿の種とピーナッツのバランスが人気の「柿の種」。日本では、ビールや焼酎のおつまみとしても好まれています。
アリッサは「バーで一度食べたことがあるけど、スパイシーでおいしいよね! もっと別のフレーバーがあってもいいと思う!」と、日本人と同じく、やはりお酒を飲むときに相性がいいと感じたようです。ジョリンは「甘くないから私の好みではないけど、個包装だから食べやすい。小袋に書かれているトリビアもおもしろいと思う!」と、味よりも小袋のデザインが気に入っていました。
アリッサは8点、ジョリンは6点というスコアに。ふたりの好みがはっきり分かれています。
ラストの6品目は唯一の揚げせんべい「揚一番」
最後は、今回のラインナップの中で唯一、油で揚げているおせんべい「揚一番」です。
ジョリンは、「うーん、硬くて、私にはしょっぱすぎる。油で揚げていないおせんべいのほうがいいなあ」と好みではなかったよう。一方、アリッサは「私はそんなに塩味は感じないなあ。クラッカーのように何か上にのせて食べるのもいいかも! ビールにも合いそうだね」と、しょっぱさの感じ方が異なるようでした。
「映画のおともにどうかな?」「いや、それはうるさいと思う!」と話しながらも、ザクザクと音が鳴る食感を楽しんでいました。
アリッサ、ジョリンともに7点。まずまずのスコアで、今回の試食は終了です。
なじみのない日本の米菓子 食べやすさが高評価に
これまでの得点を振り返ってみると、ベストスナックは、アリッサが「ソフトサラダ」、ジョリンが「雪の宿」という結果でした。
ふたりにとっては食べ慣れない米菓子の試食でしたが、予想以上に反応が良く、会話が弾みました。「それぞれにテイストが違ってどれもおいしく、点数をつけるのはとても難しかった」という感想ももらえてうれしかったです。
また、今回試食した商品のすべてが小さく、個包装になっていたことにも注目。オーバーパッケージと思えるものもあったようですが、どのお菓子もその食べやすさに感心しきり。前回のスティック菓子と同じく、クリーンに食べられる日本のお菓子の特徴を再認識できました。
※今回試食したお菓子はすべてアメリカ国内で販売されているもので、製造国が日本販売のお菓子と異なる場合があります。
(荒木 優里)
荒木 優里(あらき・ゆり)
米ニューヨーク州在住のフリーアナウンサー。慶應義塾大学を卒業後、KSB瀬戸内海放送、テレビ埼玉で局アナとして勤務し、報道番組のキャスターや情報番組の中継リポーターなどを担当。2022年夏に渡米し、現在は初めて体験する海外生活での奮闘ぶりを日々発信中。