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相次ぐ食品の値上げ 家庭でできる冷凍ストックで市販品の自作も可能 豚汁や親子丼の時短調理に
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冷凍ストックで下ごしらえ 忙しい日に使える時短レシピ
――冷凍することで「時短」かつ「おいしく」なるような、おすすめのレシピはありますか?
「冷凍や冷蔵商品として販売されている『豚汁の具』は、家庭で自作可能です。ニンジンや大根、シイタケ、長ネギ、油揚げなどお好みの具材を切ったら冷凍用保冷袋に入れ、袋を振って全体を混ぜたら空気を抜いて冷凍。豚肉は3~4センチに切り、1食分ずつラップでぴったり包んで、別の冷凍用保冷袋に入れて急速冷凍しましょう。野菜などの具材と豚肉は、衛生上の問題と使い勝手を考慮して、別々に冷凍するのがポイントです。
作る際は、凍ったままの豚肉を鍋で炒め、肉の色が変わり始めたら野菜ミックスを同じく凍ったまま加えて炒め、だし汁とみそを加えて煮るだけ。冷凍した野菜は、火の通りも早く時短調理が可能です。
ちょっと変わったところでは、親子丼の具も冷凍保存が可能です。冷凍用保冷袋にひとくち大に切った鶏肉と、薄切りにしたタマネギ、ショウガを入れます。そこにめんつゆ、水、砂糖を加えたら、空気を抜いて袋を閉じ、冷凍庫で急速冷凍しておきましょう。あらかじめ下味冷凍しておけば、調理時間を短縮できます。作るときは凍ったままフタをして4~5分、煮立ったらフタをはずして1分半ほど加熱し、卵を回し入れて火を止め、器に持ったら完成です」
市販されている商品が、自作できるのは意外な発見。具だくさんのみそ汁は、一品で栄養バランスが取りやすくなるうえ、食卓が豊かになります。下味冷凍も、夕食の準備が遅くなってしまったときなど、心強い味方になってくれそう。家庭でできる冷凍ストックを積極的に活用して、時短や節約に役立てたいですね。
(Hint-Pot編集部)