どうぶつ
元保護ねこが看板息子たち 全盲の「ラク」、兄弟の「ルカ」と暮らすサロン経営の女性が2匹から教わったこと
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ねこ同士の関係性ってすごく素晴らしい
また、両目を失明しているラクくんと、いつもじゃれ合ったり一緒にいるルカくん。そんなねこたちを見ていると、「人間の鈍感さをすごく思い知らされる」と園子さんは言います。
「人間ってどうしても、見た目とかポジションといったもので判断しがちですけど、彼らは全然そこを重視していません。変な同情心もないんですよね。お互いを大事にする気持ちはあるけれど、そこに優劣のようなものはない。『お前、目が見えないから僕が譲る~』とか絶対にないじゃないですか。逆にラクが変に弱者ぶることもないですし。その関係性はとても素晴らしいなと思いますね」
園子さんがいうには、ルカくんとラクくんは「自分のなかの鍵がかかった部分」を、本当に簡単に開けてくれるのだそう。
「彼らはヒーリングに関しては大先輩、師匠なんです。本当にたくさん教わりますね。『生きる』ということ、『命』のことに関しては断然先を行っている存在です。だから、そのお礼にごはんはしっかりあげないと」
ねことの暮らしで変わること。気づくこと。教わること。一緒に過ごす時間が増えていくほど、これからもきっと増えていくのでしょう。いつでも飄々とした彼らですが、その存在はこれからもきっと園子さんの心を支えてくれるはずです。
記事協力:ソラの家 http://island-works.jp/index.html/Instagram(sora.no.ie)
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(猫ねこ部)