どうぶつ
柴犬の早すぎる心の移り変わり ハイテンションから17秒で興味をなくす姿に爆笑 「足踏みリズム最高なのに」
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水害を乗り越えたハナコちゃん
ハナコちゃんと桜居さんの出会いは、2015年にさかのぼります。鬼怒川氾濫の影響で、子いぬのお世話に困っている被災者がいるという話を耳にした桜居さんは、「短期間だけでもお世話をさせてもらえたら」という気持ちで会いに行きました。
当時のハナコちゃんは痩せていて小さく、少し歩くと斜頸してしまうような状態でしたが、桜居さんが腕を差し出した途端に、上目遣いで「はむっ」と甘噛みをしてきたのだそう。その愛らしい仕草に一瞬で心を奪われた桜居さんは、ハナコちゃんの新しい飼い主として名乗り出ました。
小さな体だったハナコちゃんも、桜居さんにたくさんの愛情を注いでもらいながらすくすくと成長。表情豊かな明るい性格で、「いい意味でヘタレ」といわれているそうです。
「新しい場所と初めて会う人が大好きです。いぬにありがちな縄張り意識のような主張はどうもないようで、同じルートの散歩はあまり好きではありません。この季節は扇風機の前でぐだぐだと過ごしています。豆柴と聞いていましたが、いつの間にか14キロまで育ちました」
動画撮影の数日後に予定していた手術を回避
実は、話題の動画を撮影した数日後に、ハナコちゃんは上アゴにできた小さな肉の盛り上がりを病院で検査し、全身麻酔で切除手術する予定でした。しかし、検査に行く直前に、なんと桜居さんの目の前で肉の盛り上がりがポロリと落下。すぐに拾って病院へ直行、経過観察となって手術は回避したそうです。
今のところ大きな体調の変化はみられず、元気いっぱいに過ごしているようですが、桜居さんは今後もハナコちゃんの様子によりいっそうの注意を払って見守っていくといいます。
「基本的にはハッピーな子ですので、かわいい、癒やされるとの声を山盛りに浴び、ハナコ自身も喜んでいるように思います。飼い主自身は『柴犬って本当マイペースだよな』『ルンルン ルンルン……スン……』というリプライに『本当それ、それなー』と大きくうなずいてしまいました。たくさんの“いいね”をありがとうございました」
感情豊かな仕草で、たくさんの人を笑顔にしたハナコちゃん。普段の様子は、Xのほかにインスタグラム(sakuraiseiko_days)でも見ることができますよ。
(Hint-Pot編集部)