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電車内でベビーカーのママが直面、マーク表示スペースに立つ人が…迷う声かけ 悩みに共感や助言続々

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著者:Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム

「ベビーカーで迷惑をかけたくないと思っている人こそこのスペースを使おうとしています」

電車内の優先エリア(写真はイメージ)【写真:写真AC】
電車内の優先エリア(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 これを踏まえて、これから具体的にどう行動していくかを深く考え直したそうです。

 まず、「ベビーカーを畳める余力がある場合には畳んで乗車をする」「極力混雑のない時間の電車利用を目指しつつ、ベビーカースペースについて該当車両を事前に調べて利用する」。実際の声かけについては「該当スペースに立っている方がいたら、相手の方を見ながら判断したうえで、まずは感じよく丁寧にお声がけをして譲っていただけるよう依頼してみる。譲ってくださったらしっかりとお礼をお伝えする」。配慮しながら実践していくそうです。そして、「自分がベビーカーじゃないタイミングでも、困っていそうな車いす/ベビーカーの方がいたら、横から『こちらのエリア譲ってあげてもらえますか?』など声をかけてみる」と、第三者としての振る舞いについても教えてくれました。

 譲り合い精神を大事にしながら、よりよい社会の実現に進んでいくといいですね。女性はベビーカーマークの認知度向上の重要性を感じたそうです。「鉄道会社の皆様には、このスペースの周知がもう少しあるとありがたいです。鉄道会社によってはマーク自体が目立っておらず分かりづらいケースもあるので、より目立つようなレイアウト変更ということもご提案します」との考えを示します。

 そのうえで、「まずはこのスペースについてもっと知っていただけたらうれしいです。ベビーカーで迷惑をかけたくないと思っている人こそこのスペースを使おうとしていたり、ストッパーなしにベビーカーを電車内で止めることの難しさなどはなかなかイメージもできないと思いますので、これを機に知っていただき、認識が広がることを願っております」とメッセージを寄せています。

(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)