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トイレットペーパーが1ロール400円!? 物価高騰続くニューヨーク生活のリアル 「安いな」と感じる意外な商品とは
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ニューヨークで安いと感じる商品は?
家賃や外食、電気代などの光熱費、あらゆるものが高いと感じるニューヨーク。なにか手頃な値段だなと感じるものはあるのかというと、意外なことに、ビールやワインなどのお酒はそれほど高くないように思います。
外で飲むと、チップもありますしかなりの金額になりますが、お店で買って家で飲む分には、安く済みます。近所のスーパーにも、ビールは種類も豊富にあり、アサヒビールやサッポロビール、キリンビールも置いてあります。
日によって特売品になっている商品も多く、たとえば日本では2000円前後するコロナビールやハイネケンも、6本セットで10.49ドル=1678円で売っているなど、ほかのものに比べるとだいぶ安く購入することができます。ただ、こちらでは缶や瓶を単品で売っていることが少なく、だいたいがセット売りになっているので、持ち帰るときが重くてやや大変ではありますが。
ワインショップなどの酒店も街の至るところにあり、もちろん値段はピンキリなのですが、日本で2000円くらいで買えるワインは、だいたい同じくらいの値段で手に入る印象です。
州によって異なるのですが、全般的にビールやワインは酒税が安く、それで値段も安くなっているようです。
また、物価高のニューヨークですか、激安価格の99セントピザ(物価高の影響で、最近では99セント≒1ドルでは買えなくなっているのですが)を売りにしているお店もあります。
自宅でテイクアウトのピザをつまみながら、ビールを飲むというのが、安上がりに済む至福のひと時だったりします。
※1ドル=160円で換算。
(ユキ)
ユキ(ゆき)
都内の出版社で編集者として働いていたが、2022年に妻の海外赴任に帯同し、渡米。駐在員の夫、「駐夫」となる。現在はニューヨークに在住し、編集者、学生、主夫と三足のわらじを履いた生活を送っている。お酒をこよなく愛しており、バーめぐりが趣味。目下の悩みは、良いサウナが見つからないこと。マンハッタン中を探してみたものの、日本の水準を満たすところがなく、一時帰国の際にサウナへ行くのを楽しみにしている。