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からだ・美容

40代以上のメイク直しは「フィックスミスト」で激変 失敗しがちなNG行動とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

秘技“追いミスト” メイク直しはフィックスミストで優勝!

「資生堂ファンデーション ブラシ 131」。メイク直しにも大活躍【写真:Hint-Pot編集部】
「資生堂ファンデーション ブラシ 131」。メイク直しにも大活躍【写真:Hint-Pot編集部】

 そして、角谷さんによれば、大人世代に一番おすすめのフィックスミストテクは、「メイク直しに使うこと」だそう。

「実はメイク直しで一番避けたいのが、いきなりファンデーションをつけることなんです。化粧がヨレていたり、シワっぽくなっていたりする上からそのままつけると、ヨレやシワが固定されてしまう。そうなったら、修復がかなり難しくなります」

 角谷さんから教わった、正しいお直し手順は次の通り。

1. メイクがヨレている部分や浮いている皮脂を、あぶらとり紙などで押さえる
2. ファンデーションブラシで、ヨレや余分な皮脂を軽く拭う ※ヨレがひどい場合は、ブラシでトントンと軽く叩き、肌をならす
3. フィックスミストをスプレーして、なじませる
4. ファンデーションをつけて仕上げる

「2で肌がきれいにならされた状態になってから、フィックスミストを使うのがコツです。きれいな状態をキープできますし、潤い補給もできますから。また、目元やほうれい線のシワなど気になる部分には“追いミスト”ではないですが(笑)、手にミストを取り、指で優しくトントンとのせるようにつけてあげてください。すごくみずみずしくなってツヤも出ます。ファンデーションのあとで、もう少しツヤが欲しいなと思ったら、最後にシュッともうひと拭きを。グッとつややかに仕上がりますよ」

 潤い補給に、メイク直しにと、大活躍! 40代以降の大人は、ポーチにフィックスミストを1本入れておくと安心できそうです。フィックスミストを使う際はかけるだけでOKなので、失敗することはあまりありませんが、やはりつけすぎと触りすぎは崩れの原因になります。

「とくにオイルインタイプのミストの場合、つけすぎるとしっとりしすぎてしまいます。さらに、つけたあとは触りすぎないこと。軽く手のひらの温もりで顔を包むように押さえ、密着させるくらいなら大丈夫です。でも、手で伸ばすなどすると、逆にファンデーションがヨレてしまうことがあります」

 年齢とともにメイク崩れしやすくなった、メイクがパサついて見えるなど悩んでいる方は、使ってみてはいかがでしょうか。きっと「私って、こんなに素敵だったんだ」と、思えるはずですよ!

◇角谷智恵(かくたに・ともえ)
全国の資生堂パーソナルビューティーパートナーから選抜され、高度な専門教育を受けたビューティースペシャリストの頂点に位置する、「資生堂トップビューティースペシャリスト」。最高レベルの美容技術と知識を身につけたプロとして、現在は講演や企業向けセミナー、トークショーなどで活躍中。自身のYouTubeチャンネル「Kakutani Channel」やインスタグラム(tomotomo_shiseido_specialist)では、主に大人に向けた美容情報を発信している。

(Hint-Pot編集部)