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5人に1人が「意図せず万引き」…日本人がニューヨークのスーパーで見た“アバウトすぎる実態”
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妻の海外赴任に伴い、アメリカ・ニューヨークで駐在夫、いわゆる「駐夫(ちゅうおっと)」になった編集者のユキさん。この連載では、「駐夫」としての現地での生活や、海外から見た日本の姿を紹介します。第11回は、ニューヨークのスーパーマーケット事情です。
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ニューヨークのスーパーマーケット
妻の海外駐在に帯同し、ニューヨークに来て1年半近くが過ぎました。当時勤めていた会社を退職し、今はフリーランスの編集者として、主に日本の会社とリモートで働いています。毎朝出社する妻を見送ってから、だいたいは図書館に行くか、自宅にいて作業をしています。
家事分担というほどのことではないのですが、朝食は私が担当して作っています。結婚するまで、昼と夜は外食中心で自炊をすることもなく、朝はそもそも食べていませんでした。
自堕落極まりない生活を過ごしてきたわけですが、妻は規則正しい生活を送り、どんなときでも朝食は必ず取ります。それも、毎日同じメニューを食べるのを習慣としています。
最初は不慣れな感じでしたが、メニューが決まっていてあまり頭を使わずに作れるので、今ではだいぶ慣れてきました。半熟のハムエッグに湯むきしたプチトマト、キウイフルーツ、ハチミツとヨーグルト、それにブルーベリーをのせたもの。あとは、バターロールにみそ汁です。
日々、買い出しに出かけるのですが、近所には「ホールフーズマーケット(Whole Foods Market)」や「モートン・ウィリアムズ(Morton Williams)」といった、食品から日用品まで幅広くそろうスーパーマーケットがあります。自宅からは少々遠いものの、日系や韓国・中国系のスーパーマーケットではみそやしょうゆなどの日本食材も手に入るので、食品を購入するのに困ることはあまりありません。
また、だいたいどこの店舗にも寿司コーナーがあり、マグロやサーモンの巻き寿司なども購入できます。
やはり気になるのは値段ですが、卵12個入り7.29ドル=1166円、キウイフルーツが6個入りで4.99ドル=798円といったところ。まずまずの金額にはなります。