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日本のラーメンが世界を席巻中 五輪開幕間近のパリにはラーメン激戦区も 世界のラーメン事情とは

公開日:  /  更新日:

著者:Ana

パリの一風堂はラーメン1杯3000円超え!

 なかでも、知名度ナンバー1候補として挙がるのは、博多発祥の豚骨ラーメンチェーン店・一風堂ではないでしょうか? 世界15か国・地域で287店舗(2023年12月時点)展開しているとあって、外国の方にはよく知られているラーメン店のひとつです。

混雑しているパリの一風堂【写真:Ana】
混雑しているパリの一風堂【写真:Ana】

 5月に仕事でパリに滞在した際、ちょうど一風堂の近くに来ていたので立ち寄ってみると、平日の昼はやはり行列でした。

パリの一風堂のメニュー【写真:Ana】
パリの一風堂のメニュー【写真:Ana】

 当然ながら、価格は海外設定です。白丸は14ユーロ(約2380円)~で、全部入りは19ユーロ(約3230円)。赤丸の全部入りは20ユーロ(約3400円)です。日本では店舗ごとに値段が変わるとはいえ、1000~1500円くらいなので、おおよそ倍ということになります。

 ですが、それでも安いほうだと感じてしまいます。なにしろパリでは、スープとメインといったいわゆる定食的なものを食べようとすれば、20ユーロ以下で食べられるランチはそうそうありません。ラーメンはスープ、メインディッシュの肉、麺と、ある種一杯で完成している食事なので、満足感が高いのです。

 また、日本と違って、ワインやウイスキー、日本酒などアルコールの種類が豊富。枝豆、タコや鶏の唐揚げ、たこ焼きといったおつまみメニューのほか、抹茶パフェ、黒ゴマ大福など和のスイーツもあります。