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夏休みの工作やハンドメイド雑貨の素材におすすめ 意外に身近で丈夫な紙パックとは
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子どもの工作や小物作りに便利な紙パック。牛乳などの食品包装に使われていることから安心感があり、手に入りやすい素材です。ただ、薄手のものだと壊れやすい面があるので、より強度のある紙パックはないかリサーチ。すると、「ロングライフ紙パック」という、とても丈夫なタイプがあることがわかりました。「ロングライフ紙パック」を活用した手作りバッグを紹介している、豆乳とみそメーカーのマルサンアイ株式会社ブランド戦略室の河合美琴さんに、詳しいお話をお伺いしました。
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豆乳や果汁・野菜ジュースなどを常温で長期保存できる紙パック
夏休みの自由研究などで、紙パック工作を考えている家庭もあるでしょう。紙パックといえば、牛乳パックが一般的ですが、意外に薄いため、試しに遊んだり休み明けに持ち運んだりを考えると、強度に不安を覚えることもあります。
そこで身近な紙パック製品を調べると、常温で長期保存できるパッケージを使用しているものがありました。「ロングライフ紙パック」と呼ばれ、コンビニエンスストアやスーパーマーケットで見かける200ミリリットルほどの豆乳や果汁・野菜ジュースなどの飲料や、1リットル前後の長期保存の乳製品、豆乳製品などに使われている紙パックです。
自社製品の多くに、ロングライフ紙パックを使用しているマルサンアイの河合さんによると、「常温でも長期保存できるのは、紙パックが特殊な6層構造だからです。微生物や光・空気を遮断できるため、内容物が劣化する原因となる要素を遮断できます」と話します。
パッケージには、アルミ箔など紙以外の素材も使われており、多層構造であることから、牛乳パックなどよりも丈夫だといいます。