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夏休みの工作やハンドメイド雑貨の素材におすすめ 意外に身近で丈夫な紙パックとは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

タイの模様編みのお土産から着想した「あみあみバッグ」

簡単に汚れが払えて水で流せる「あみあみバッグ」【写真提供:マルサンアイ】
簡単に汚れが払えて水で流せる「あみあみバッグ」【写真提供:マルサンアイ】

 同社ではウェブサイトに、自社の豆乳飲料の紙パックを使った「あみあみバッグ」の作り方を紹介。キャラクターの「マルサン坊や」やフレーバーごとのデザインを活かした、カラフルな手作りバッグです。

「タイ土産の模様編みを見た男性社員が、紙パックの模様を活かしてできるのでは……と考えたのがきっかけで、この『あみあみバッグ』が生まれました」と話す河合さん。掲載されているバッグをすべて制作しました。また、作り方動画も河合さんが編んでいる様子を撮影したといいます。

愛犬のお散歩バッグにも【写真提供:マルサンアイ】
愛犬のお散歩バッグにも【写真提供:マルサンアイ】

 バッグ作りには、200ミリリットル紙パックを使用します。上部を切り、洗って乾かしたあと、たたんで2センチ幅にカットしましょう。輪っかの形になったパックを交差しながら「井」の字型に組んで、編み目を作り段数を増やしていきます。

 ただし、マチのL字にする部分は、輪っかを通す方向を変えて三角形を作るのが、少しだけ難しい面も。柄合わせを考えなければ15分くらいで1個、編めるという河合さんも、最初はマチを作るところに手間取ったそうです。

「初めて作ったときはL字の角を作るのに苦労して、1つ作るのに50分かかりました。作り方の動画もあるので、よく確認してもらえれば大丈夫です。手裏剣のような形を組んでいくので、お子さんでも楽しくできます。創造性が活かされるクラフトなので、おもしろいものができたら、ぜひ私にも教えてもらいたいですね」

 また、使用する紙パックは、飲み終わったらきれいに洗い、しっかり乾かすのがポイントだそう。

「濡れたままだと編んでいる途中に、切り口から層がはがれることもあります。丈夫さを活かすためにも、乾燥させてから作業するほうがいいですね。フレーバーによっては、洗っても匂いが残ることがありますが、天日干しでしっかり乾かすと消えると思います」

 そのほか、アルミ箔が内側に使われているため「少し切るのが大変かもしれません。よく切れるハサミを使うようにしましょう」とアドバイスしてくれました。