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夏休みの工作やハンドメイド雑貨の素材におすすめ 意外に身近で丈夫な紙パックとは
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編む段数の調整でアレンジ可能 持ち手の強度があれば重いものを入れることも
河合さんによると、紹介している「あみあみバッグ」は、パッケージデザインを模様に活かしたタイプで、使用する200ミリリットル紙パックは36本。裏返してシルバーの面を使ったり、油性マジックで好きな色に塗ったりと、柄を使わない場合は24本で作れるといいます。
紹介されているものよりも、もっと大きなバッグを作りたいと考えることもあるでしょう。その場合は、編む段数で調整するといいようです。
「紙パックの輪っかは、2センチ幅がちょうどいいサイズです。ほかの幅でも試してみたのですが、編んだ段をつなげるときに編み目がずれてしまいました。バッグを大きくしたいときは、使うパック数を増やして段数を多くすれば可能です。マチの幅を広くすることもできます」
素材の紙が多層構造なため比較的、重いものも入れられるそう。ただし、持ち手の強度も考える必要があるといいます。「サイトでは接着剤で持ち手を貼りつけていますが、重いものを入れる場合は、縫いつけるほうがいいですね」と河合さん。
手芸品の売り場にはさまざまな持ち手があるので、バッグのデザインに合わせて、好みの持ち手を選ぶのも楽しそうです。
形状が四角であれば、応用しやすいとのこと。バッグ以外にもカゴのほか、濡れても大丈夫なことを活かして、コースターやスクエア型の植木鉢カバーなどもできそうです。危険な暑さが続く夏、涼しい部屋で手遊び感覚の工作を子どもと楽しむのもいいかもしれませんね。
○取材協力:マルサンアイ株式会社 マルサン豆乳「あみあみバッグ」
(Hint-Pot編集部)