赤ちゃんのお世話は、一日に何度もあるおむつ替えや授乳だけでも大変です。双子の場合は、同時でも時間差でもハードな状態に。X（ツイッター）では、わずか5歳のお姉ちゃんが大活躍していたことが発覚し、「なんてできる子なの」と大きな話題になっています。投稿者のトロしらす丼 5y2y0y双子（@toroshiras25）さんに、詳しいお話を伺いました。

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「ママが頑張ってるの見てるんですね」「健気で泣けてくる」

「夫だと思ってた、おむつのストック補充
保湿剤入れの在庫確認＆補充
双子のタオル類の補充
ぜーんぶ長女（5歳）がしてくれてた
『残りのおむつ少ないよ、買わなきゃだね』って朝言われて目ひんむいた」

　そんな衝撃の事実を報告した投稿は、「5パックくらい置いてるやつ1パックだった。褒めまくって感謝しまくった　ありがとう」と続いています。5歳児が自発的に、赤ちゃんのお世話に必要なものを補充するだけでもすごいことです。しかも、ストックの在庫管理まで対応。買い置きが足りなくなると教えてくれるなんて……。

　いつもは、ほかの家事と同様に投稿者さんや夫がしている、赤ちゃん用アイテムの補充。普段から夫が積極的に家事をこなしているため、今回も夫がしてくれていると思い込んでいたそうです。ただ、買い置きの指摘で初めて、今回は長女がしてくれていたことに気づきました。

　驚愕の大活躍をする5歳のお姉ちゃんに、8.4万件もの“いいね”が集まりました。リプライ（返信）には「人生何度目で何人子育てしているのだろうか……」「長女ちゃんが有能すぎますね」「なんて気遣い半端ない長女さん」「なんてできる子なの」「すごすぎる5歳児……」「健気で泣けてくる」「ママが頑張ってるの見てるんですね」など、絶賛する声が寄せられています。

「私も小さいお母さんしたいんだよ～」　しっかり者だけど5歳児らしさも

　5歳の長女、2歳の長男、生後3か月の双子の次男・次女、4人を子育て中の投稿者さん。助産師で「職業柄、複数の赤ちゃんに対応することには慣れているほう」だといいます。それでも、まだ小さい子を育てながら双子の赤ちゃんのお世話をするのは大変です。

　そんなママを“密かに”スーパーアシストしていた、5歳の長女。家族や親戚の間でも「しっかり者」と見られ、通っている園の先生にも褒められることが少なくないそうです。それでも、「ふたりになる時間には目一杯甘えてくれて、わがままを言ってくれる5歳児らしさもたくさんある子です」と、投稿者さんは目を細めます。

　今回の件で、投稿者さんは長女を「ありがとう！　すごい助かったー！」と褒め、しばらくギューッと抱きしめました。すると、「『もう、痛いよぉ。なかったら困るでしょ。○○ちゃん（妹）も○○くん（弟）も使うしね！　いつも見てるから、直してる（関西弁の『片づけている』）とこ知ってんねん」と、にっこりしながら少し得意げだったそうです。

　まだ甘えたい盛りの年頃ですが、投稿者さんによると「私がママを助けてあげたい！　下の子のお世話を私も同じようにしたい！　私も小さいお母さんしたいんだよ～」と言ってくれているのだとか。その言葉や存在自体に、投稿者さんは「毎日、私自身も助けられて、心の支えになっています」と明かしました。