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「円安地獄で海外在住者の暮らしがヤバイ」は本当? カップラーメンは衝撃的な値段 ニューヨークの食費事情

公開日:  /  更新日:

著者:ユキ

和食ブームが続くニューヨーク

ときどき通っている、日本人パティシエによるカフェ「Patisserie Fouet」【写真:ユキ】
ときどき通っている、日本人パティシエによるカフェ「Patisserie Fouet」【写真:ユキ】

 だいぶお高くなりますが、たまにはこういう食事もいいですね。

 6月には1ドル160円台と記録的な円安水準が続き、さすがになんとかならないのかなと思っていました。ここ最近、政府の介入があったのか、円安が少し落ち着いてきたのがまだ救いではあります。7月末には、一時149円台という報道がありました。

 日系のスーパーマーケットに買い物に来るのは日本人ばかりではなく、もちろん現地の人も多く、お店はいつもにぎわっています。寿司をはじめとした和食ブームも続いており、次々と日本食の新店舗ができています。

 先日、街を散策していて、ずいぶん長い行列ができているなと思い列の先を見てみると「Matcha Cafe Maiko(舞妓)」という抹茶アイスクリームを売りにしたお店でした。

 日本のスイーツは大変人気があり、餅は「Mochi」としてデザートの定番です。

 気に入ってときどき通っているのは、日本人パティシエによるカフェ「Patisserie Fouet」。ここでは炒り番茶まで提供されます。お酒とのマリアージュを意識したケーキは繊細な作りで、上品な味わい。酒好きも満足できる一品です。

※1ドル=150円で換算。商品価格はすべて2024年7月時点。

(ユキ)

ユキ(ゆき)

都内の出版社で編集者として働いていたが、2022年に妻の海外赴任に帯同し、渡米。駐在員の夫、「駐夫」となる。現在はニューヨークに在住し、編集者、学生、主夫と三足のわらじを履いた生活を送っている。お酒をこよなく愛しており、バーめぐりが趣味。目下の悩みは、良いサウナが見つからないこと。マンハッタン中を探してみたものの、日本の水準を満たすところがなく、一時帰国の際にサウナへ行くのを楽しみにしている。