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家計に優しくタイパも優秀 野菜高騰の今こそ活用したい冷凍野菜 プロがおすすめするPB商品とは

公開日:  /  更新日:

著者:石山 真紀

ストックしておきたい! タイパにも優れた冷凍野菜ジャンル3選

使い勝手の良さがうれしいPB冷凍野菜【写真:石山真紀】
使い勝手の良さがうれしいPB冷凍野菜【写真:石山真紀】

 では、ここから筆者おすすめの冷凍野菜を紹介していきたいと思います。

○調理時間短縮の素材系
 まず挙げておきたいのが冷凍ナスです。乱切りしたナスを素揚げした「揚げナス」は、多くのメーカーが展開しており、みそ汁や炒め物の具材、パスタのトッピングとしても優秀。イオンのPBベストプライストップバリュには「焼きなす」もあり、解凍するだけで簡単に一品増やせます。

 また、カット済みアスパラガスもあると便利。解凍してそのまま使うのもいいですが、ベーコンで巻くなど、アレンジもしやすい商品です。

○進化系野菜ミックス
 野菜ミックスというと、昔ながらのコーンとニンジン、グリンピースの3点セットを思い浮かべがちでしょう。ただ、現在はブロッコリーやカリフラワーなどが入った洋風野菜ミックスをはじめ、煮物に便利な和風野菜ミックス、タマネギやニンジン、ジャガイモの入ったカレー用の野菜ミックスなど、アイテムが多様化しています。

 筆者のお気に入りはセブンプレミアムの「グリル野菜」。ナスやズッキーニ、色とりどりのパプリカが入っていて、肉料理や魚料理の付け合わせとして、お皿に彩りを添えたいときに重宝しています。

 また、西友のPB・みなさまのお墨付きの「ベーコン入ほうれん草ミックス」も、おもしろい商品。下ゆで済みのホウレン草とベーコン、コーンがミックスされていて、軽くバターで炒めれば朝食やお弁当にも最適です。

○タマネギ(みじん切り、スライス)
 冷凍野菜のネギ類というと、薬味としても便利な「刻みネギ」が定番ですが、最近はみじん切りなどタマネギの加工品も増えています。個人的なおすすめは、ロピアの「スライスたまねぎ」。和食、洋食、中華、エスニックなど、どんなメニューでも使い勝手が良く、さらに500グラムという大容量も魅力です。

 成人の場合、1日あたり350グラム以上の野菜を食べることが目標とされています。簡便性と保存性の高さを兼ね備えた冷凍野菜のニーズは、今後も広がっていきそうです。

※商品名や内容は取材当時のものであり、今後変更されることがあります。

(石山 真紀)

石山 真紀(いしやま・まき)

フリーライター・売場研究家。法政大学卒業後、輸入チーズ卸、アパレル企業での店長経験を経て、流通コンサルティング企業の日本リテイリングセンターへ。現在はフリーランスとして、食品、日用品、医薬品メーカーをはじめ、スーパーマーケットやドラッグストアなどの流通企業に関する取材・執筆を行い、さまざまな媒体で活躍。売場作りや商品販促に関するコンサルティングなどにも対応するほか、愛猫家としてペット医療関連の取材も行っている。