からだ・美容
パサつかない潤いヘアへの乾燥対策 シャンプーからスタイリング剤の重ねづけまでプロが伝授
公開日: / 更新日:
髪を乾かす際のスタイリング剤 タイプ別の選び方
髪を洗ったあとに乾かす際、ドライヤーのダメージを防ぐ目的を兼ねて、洗い流さないトリートメントタイプのスタイリング剤を活用する人は少なくありません。とくに乾燥しやすい時期は、静電気対策に使う人も多いでしょう。
ドラッグストアのヘアケアアイテムの棚には、さまざまなタイプの商品が並んでいます。髪質やコンディションに合ったものを選ぶため、アミさんにタイプ別のおすすめを聞きました。
○ミスト
毛が細い人、猫っ毛といわれる人におすすめです。ドライヤーで乾かす前に噴きつけ、サラッと軽い質感に仕上がるのが特徴。ペタッとなりやすくて、フワッとさせたい人に良いと思います。
○乳液(ミルク)
癖で広がりやすい人や、ゴワゴワするのが気になる人におすすめです。水分量と油分のバランスがよく、オイルよりしっとり仕上がります。乾燥しやすい人こそ、乳液タイプがいいですね。つけるのは商品や髪質によって、乾かす前でもあとでも、自分の髪に合ったタイミングで使いましょう。
○オイル
パーマやカラーなどでダメージが大きい人には、オイルがおすすめ。髪の表面のダメージを埋めてくれるので、乾かす前につけてからドライヤーをするようにしてください。
よりしっかり乾燥ケアしたい人へ 重ねづけのテクニック
髪質ごとのタイプに加え、「より乾燥を防いだり、仕上がりを良くしたりするため、重ねづけするのも良いです。ただ、組み合わせや順番にコツがあります」と、さらなるアドバイスをしてくれました。
アミさんによると、重ねづけのオールラウンダーはオイル。ただし、先にオイルを使うとミストや乳液を弾いてしまうため、使う順番には注意が必要だそうです。
「ミストを使い、潤いが足りないと感じた場合は、髪を乾かしてから仕上げにサイドや毛先などにオイルを重ねて、補うと良いでしょう。また、乳液についてもドライヤー後、乾かしたことによる広がりをオイルで落ち着かせる使い方が良いですね。夜、乾かすときに乳液、朝のブラッシング前にオイルという重ね使いもありだと思います」
オイルをメインにする人も、乳液と同様に乾かしたあとや翌朝、コンディションを見て重ねづけしても良いのだとか。
アミさんは「普段から使っているものに加え、乾燥が気になる時期はオイルを1本用意しておくと、パサつきが気になったときにサッと使えて便利です」とアドバイス。ドラッグストアやライフスタイルストアなどで、テスターで試してお気に入りを見つけるのも楽しいと教えてくれました。
パーティーシーズンなど、メイクや髪型をきれいに仕上げたいことが増える時期。日頃からのケアを意識しつつ、髪の乾燥対策をしっかりしたいですね。
(Hint-Pot編集部)