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「1パックが小さいよね」 アメリカ人親子が日本のコンビニを絶賛 唯一、アメリカに軍配が上がった食べ物とは
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商品の提供の仕方からオリジナル商品の開発まで、独自の進化を続ける日本のコンビニエンスストア。いまや日本人だけでなく、外国人観光客にとって不可欠な存在です。初訪日のアメリカ人親子は、そんな日本のコンビニと母国のコンビニで買える「食べ物」について、あらゆる観点から違いを実感したそう。それはいったい、どんな違いだったのでしょうか。
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息子はアニメに、父は建築物に惹かれて訪日
父子ふたりでアメリカ・フロリダ州からやってきた、父親のリビウさんと息子のアンドリューさん。15日間の滞在で、東京や静岡、大阪、京都をめぐる計画です。
ふたりそろって初訪日ということで、アンドリューさんに日本へ来た理由を聞きました。
「アニメも好きだったし、東京に行きたいとずっと思っていたんだ。ほかの家族は日程が合わなかったんだけど、父が『東京なら自分も行きたい!』とついてくることに。父は古い建築物やビルに興味があるよ」
滞在5日目だったふたりは、新宿を拠点に、渋谷や池袋サンシャイン、また高尾山へも足を延ばしていました。
「高尾山は途中までケーブルカーで行って、1時間くらいかけて頂上まで登りました。紅葉は完全ではありませんでしたが、少し見ることができましたし、いい景色でしたね」
「比較にならないよ」と日本のコンビニを絶賛
アクティブに東京観光を満喫しているふたり。滞在中、アメリカにもある店を利用し、その違いに驚いたといいます。ふたりが「別世界」と称賛したのは、日本のコンビニです。
「セブン-イレブンは比較にならないよ。アメリカでは、コーヒーマシンからブラックコーヒーが出てくればいいほうだし、新鮮なホットフードはないからねぇ。日本では当たり前だし、温かい麺類まであるでしょう?」
安価でおいしい日本のコンビニのコーヒーに、驚く外国人観光客は少なくありません。また、から揚げやおでんといった種類豊富なホットフードにも目移りするそうです。