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更年期世代がレンコンを食べるべき理由 栄養を逃さないためのコツとは
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教えてくれた人:藤田 えみこ
レンコンと相性がいい食材とは
ビタミンCが豊富なレンコンの抗酸化力を高めるために、同じく強い抗酸化力があるβカロテンやビタミンEが豊富な食材を合わせてみましょう。βカロテンはカボチャやニンジン、ビタミンEはナッツやゴマなどに多く含まれています。
たとえば、「レンコンとカボチャのナッツソテー」はいかがでしょうか。皮付きのまま半月切りにしたレンコンと、電子レンジで加熱して薄切りにしたカボチャを、オリーブオイルを引いたフライパンで香ばしく焼きます。そこに砕いたナッツ、しょうゆ、みりん、砂糖を加え、全体を炒め合わせて完成。冷めてもおいしいので、お弁当のおかずにもぴったりです。
また、レンコンのビタミンCは鉄の吸収を助けてくれます。鉄不足に悩む更年期世代の方は、レバー、赤身肉、ホウレン草、豆類など鉄を含む食材と合わせるといいでしょう。
「レンコンとホウレン草のゴママヨサラダ」は、簡単に作れるのでおすすめです。まず、ゆでたホウレン草を3センチ幅に切りましょう。そこへ、薄切りにして水にさらし、さっとゆでたレンコンを合わせます。すりゴマ、マヨネーズ、しょうゆ、レモン汁を加え混ぜ合わせたら完成です。
レンコンの歯ごたえも更年期におすすめ
更年期にレンコンをおすすめする理由に「歯ごたえの良さ」もあります。特有のシャキシャキとした食感は、自然と咀嚼回数を増やす効果も。唾液の分泌が促進され、消化吸収を助けてくれるだけでなく、セロトニンの分泌も促します。セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれ、心身をリラックスさせる効果があるため、更年期特有の精神的な不安定さやイライラの軽減に役立つでしょう。
よく噛むことは脳に刺激をもたらし、認知機能の維持や向上にも効果があるといわれています。更年期は心身の変化が大きい時期ですが、レンコンを意識的に食事に取り入れることで、望ましい食習慣を身につけることができます。
(Hint-Pot編集部)