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「おふくろはここに来ていたのか」 加藤茶さんの亡き母の足跡をたどる旅 綾菜さんにとって特別な思い出とは
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加藤茶さんと結婚14年になる、加藤綾菜さん。いまや押しも押されもせぬ日本屈指のおしどり夫婦となったふたりは、ときに旅行をするなどして、夫婦の時間を大切にしています。2024年春には、茶さんの81歳の誕生日を祝うため、数年ぶりにハワイへ。旅先で感じた茶さんのこと、旧友たちとの出会い、亡き母の思い出に触れるなど、特別な体験が多かったという旅の思い出を語っていただきました。
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ふたりきりではなく、実は“孫連れ”!?
結婚してすぐの頃は、旅行といえばハワイでした。でも、ちーたん(加藤茶さん)が「ハワイは遠い」と飛行機での長時間移動を嫌がったり、コロナ禍があったりして、近年は沖縄に行くことがほとんどでした。
でも、ちーたんが80歳を超えて、またハワイに行くなら1歳でも若いほうがいいと思うようになり、1年かけてコツコツとお金を貯め、81歳の誕生日にハワイ旅行をプレゼントしました。
今年、ちーたんの40年来のご友人が亡くなったこともあり、そのご家族とご一緒することになりました。中学2年生と小学2年生、2人の“孫”に囲まれて、ちーたんは毎日のように海やプール、買い物などに、元気良く付き添っていました。実は、これまで何度もハワイへ行ったことがあるのに、初めての体験ばかり。
最近は、少し動くと疲れてしまい「俺は部屋で休んでるから」と出歩くのを嫌がっていたのですが、1日1万歩以上歩き回っていました。日本ではあり得ないくらい体を動かしていたためか、ハワイでのちーたんはめちゃくちゃ元気で若返っていましたね。
ちーたんがちょっと病み上がりだったので、ハワイで車いすも予約していたんですけど、ハワイに行ったその日から急に足腰が元気になったみたい。いいリハビリになりました。
人とのつながりの大切さに気がつけた
今回のハワイでは、石川秀美さんとそのお子さんの薬丸玲美さんともお会いし、一緒にモーニングをいただいたり、部屋でお茶をしたり、すき焼きを食べたり。玲美さんが経営されている、ワイキキに近いモンサラット通りにある「Sunny Days」というカフェにも伺いました。
すごくボリューミーで、でも、日本人向けに作っているのでおいしくて。5泊7日のハワイ旅行の間、3回は食べに行きました。とくにエッグベネディクトは、日本で食べるものとは別物というくらい、とてもおいしかったです。
また、以前から夫婦で交流があった、カズくんという客室乗務員の友人とも再会したのもいい思い出です。彼は今、ハワイに住んでいるとのことで、ハワイ在住日系人のコミュニティを紹介してもらったり、地元民しか行かないレストランやバーをたくさん教えてもらったり。
そこで、ハワイの病院の院長先生を紹介してもらって、これならいつでも安心してハワイに来られるね、と。しかも、ハワイを発つ日にはみなさんが空港まで見送りに来てくれて、たくさんお土産もいただいてしまって……。改めて、人とのつながりの大切さに気づかされました。