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元添乗員が教える 海外の人が欲しがる日本人には意外なアイテム3選 値下げ交渉に使える場合も

公開日:  /  更新日:

著者:Ana

誰でも喜ぶ「ポケットティッシュ」や「ウェットティッシュ」

ポケットティッシュやウェットティッシュも人気【写真:Ana】
ポケットティッシュやウェットティッシュも人気【写真:Ana】

 万国共通で好評なものが、ティッシュ系。日本人にとっては海外旅行の定番の持ち物だと思いますが、やはり海外のものと違って質がいいのは確かでしょう。

 海外のホテルは、そもそもティッシュ自体がないところもあります。また、「鼻セレブ」のような肌触りがいいティッシュや、水に溶けるティッシュなど、用途に合わせていろいろな種類があるところは、さすが日本です。

 ウェットティッシュも、大きさやタイプがさまざまあります。たくさん持ってきたからと、現地のガイドさんやアシスタントさんたちに渡して帰ると「日本のものは質がいいからありがたいよ!」と、みんな大絶賛でした。

 最近、意外だったものは、カナダへひとり旅した際に持っていた「セルフィースティック(自撮り棒)」です。カフェで注文しているとスタッフのお姉さんが「あなたのそのセルフィースティック、どこで買ったの!?」と突然聞かれました。スリーコインズで買ったものだったので「日本の雑貨店で買ったんだよ」と答えると、「あーそうなのね……。買えないわ。日本のものはいいよね!」とがっかりした様子。セルフィースティックならどこにでも売っていそうなものですが、サイズ感やシンプルさが良かったようです。

 私たちにとっては日常にあふれている、ごく当たり前のものでも、海外の人からすれば日本クオリティは特別。日本ならではのアイデアや品質が感じられるものなのでしょう。確かに、私ですら100円ショップやホームセンターなどで売られている“かゆいところに手が届く”ような、細部にこだわったアイデア商品には感動します。まだまだ海外に知られていないものはたくさんあるはずなので、きっとこれからさらに評価されるに違いありません。

(Ana)

Ana(アナ)

旅アドバイザー&トラベルライター。学生時代から海外旅行に魅了され、これまで世界約50か国をめぐってきた大の旅好きで、海外添乗員として活動していた経験もある。行った旅の数と比例して、経験してきたトラブルや事件は数知れず。コロナ禍を経て、再び海外へ飛びながら旅に役立つ情報、異文化を楽しむ知恵などを日々発信中。