家族の笑顔を見たくてさまざまな料理に挑戦するも、「また作ってほしい」と好評だった料理は忘れがちです。そんな悩みを解決するアイデアがX（ツイッター）で大きな話題に。料理のモチベーションが上がりそうだと、称賛の声も続々と寄せられています。投稿者の芽（@xxanemicoxx）さんに詳しいお話を伺いました。

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作成したのは3年前

「冷蔵庫に張ってある、夫の『またやってくださいリスト』」

　そんなコメントが添えられた写真が、Xで1.4万件もの“いいね”を集めています。そこには、メニューがびっしりと並んだ、手書きのメモが。「ボロネーゼ」や「カニかま大根」、「シェパーズパイ」など、リストは30品以上にも上ります。

　芽さんによると、このリストを作成したのは、夫とふたり暮らしを始めて約2年が経った2022年3月16日のこと。この日は、リストの1つ目にある「ボロネーゼ」を作って、一緒に食べたといいます。

「夫がとても感動してくれて、『またやってほしい』と言われたのですが、『つい忘れちゃうんだよね』なんて話していたんです。そのときに、『じゃあ書いておけばい良いのでは』という流れに。そのときに思いついた、ほかの料理もいくつかまとめてリストに書き、冷蔵庫に貼ってくれました」

　リストの7番目にある「てばもと」までは、そのときに書いたものだそう。

「その後、夫がまたやってほしい料理を食べるたびに『これは書くやつだ！』と書き足されていき、今の形になりました」

　ちなみに、このリストには、日常的に作る夫の大好物や、親子丼、肉じゃが、カレーといった定番メニューは含まれていないそう。初登場だったり、普段はあまり作らなかったりする、「書いておかないと忘れちゃう！」メニューを並べています。そのため、リストのなかには、まだ一度しか作っていないものもあるのだとか。

　投稿のリプライ（返信）には、「胃袋を完全に掌握した者だけが見ることのできるメモ」「どんどん追加されていく様子が愛おしいです」「素敵なリスト。こうやっておいしかった、また食べたいって言ってもらえるの本当にうれしいですよね」など、多くの称賛の声が寄せられています。