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「約30年前の私です」 賛否両論ある子ども用ハーネス 祖母との思い出の一枚に称賛の声 「命の方が大事」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

「かわいそうという気持ちは少しもありませんでした」

ハーネスを着けて祖母とお散歩する約30年前のらぶみさん【写真提供:らぶみ/初マタ(@ribonchan554)】
ハーネスを着けて祖母とお散歩する約30年前のらぶみさん【写真提供:らぶみ/初マタ(@ribonchan554)】

 話題の写真は、らぶみさんが1歳半、おばあちゃんは65歳頃に撮影されました。おばあちゃんは足腰が悪く、元気いっぱいのらぶみさんが突発的な動きをしたときに、追いかけるなどの対応をするのは難しかったそう。そのため、ふたりが離ればなれにならないようにと、らぶみさんのお母さんがハーネスをおばあちゃんに渡したといいます。

「写真を見て、足腰の悪いおばあちゃんが孫と出かけるときに便利なものだな! と思いました。それに、私自身がすごくうれしそうな顔をして写っているので、かわいそうという気持ちは少しもありませんでした」

 娘の安全を第一に考えながら、おばあちゃんとの触れ合いを大切にした、らぶみさんのお母さんの対応は、とても素敵ですね。

子どもの安全のためにもハーネスはひとつの選択肢に

 らぶみさんは現在30歳になり、第一子を妊娠中です。らぶみさん自身も、お子さんが動き回る年齢になったら、ハーネスを使用したいと考えているといいます。

「何かしらアンチ的な反応がくるかなと思ったら、『おばあさまからの愛情を感じた』『にこにこでかわいい』など、私と同じ感想が多くてびっくりしました。なにより『安全第一』だと考えていらっしゃる子育ての先輩が多く、私もそのように子育てをしようと思いました!」

 子どもを守る「命綱」のハーネス。しかし、使い方を誤ると子どもに危険が及ぶ場合があります。使用時には、子どもの月齢や体型に合ったものを選び、ハーネスを着けていても手をつなぎましょう。強く引っ張ったり、人が多い場所では歩行者が引っ掛かったりして、転倒事故に繋がることも。正しい使用を心がけ、子どもには日頃から安全な場所と危険な場所をきちんと教えることも大切です。

(Hint-Pot編集部)