からだ・美容
ストレートネックや頚椎症になる前に 日頃から心がけたい4つのケア方法 医師が解説
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教えてくれた人:樋口 直彦
日頃から心がけたい4つのケア方法
姿勢など日常生活による首の負担を軽減するために、日頃から手軽に実践できることを紹介します。
○首のストレッチ
首をゆっくり前後左右に動かしましょう。筋肉の柔軟性を保つことができます。痛みを感じない程度で行うことが重要です。
○肩甲骨の運動
ゆっくりと肩を回します。前と後ろ方向を変えながら、適度に行います。両腕を開いて、肩甲骨を寄せる動作もおすすめです。
○適度な運動
ウォーキングや軽い筋トレを行い、血流を促進します。無理なく日常生活と両立することが大事です。
○姿勢の改善
スマホやパソコンの画面が自分の目線に合うように、高さを調整し、首への負担を軽減しましょう。さまざまなグッズを利用することも良いです。画面に集中していると姿勢が崩れがちなので、時間を決めて姿勢を改善するようにしましょう。
寒さが和らぐ春は、筋肉がほぐれやすくなり、ストレッチや運動を始めるのに最適です。首の痛みは、体全体にも影響を及ぼします。筋肉や神経の健康を維持するよう、日常的に心がけましょう。
(Hint-Pot編集部)
樋口 直彦(ひぐち・なおひこ)
整形外科医。帝京大学医学部卒業後、病院勤務や院長を経験。2021年1月に医療法人藍整会 なか整形外科の理事長に就任。バレーボールVリーグのサントリーサンバーズのチームドクターも務める。骨折治療をはじめ関節外科、スポーツ整形外科を専門に治療。なか整形外科 京都西院リハビリテーションクリニック院長。
