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「生まれとるがな」 中学生がパック卵からウズラ“爆誕”に成功 親認定された小学生妹「責任が重い」に兄が嫉妬
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昔からやってみたかった孵化実験

小学生の頃からの愛読している図鑑で、スーパーで売られている中にもウズラの卵に有精卵があることを学んでいた息子さん。その判別方法から孵化させるまでの実験を、昔からやりたいと考えていました。ただ、自分が昆虫や魚などを飼育しているため、妹や両親が犬や猫を飼えずにいたので諦めていたのだとか。
そうしたなか、生後2か月の豆柴が家族の一員に。言い出せなかった理由がなくなり、息子さんは孵卵器の購入をおねだりました。「断ってもクローゼットの中で勝手にやり出すと思ったので購入しました。ため息混じりで(笑)」という投稿者さん。
息子さんは、さっそくパック入りのウズラの卵を買ってきて、ライトを照射し卵を確認します。番号をペンで書き、有精卵の可能性が高いと考えていた「2」番以外の卵も孵卵器にかけて、丁寧に温め続けました。
状態をチェックし、「そろそろかな。明日かな。日数的にも孵化する時期」と言っていたそう。タイムラプスで孵化の瞬間を撮影するつもりでしたが、まだ先と判断した翌朝、知らぬ間に奇跡の瞬間を迎えてしまいます。
第一発見者が娘さんだったことで“ちょっとした悲劇”が…
「なんかヒヨコおんねんけど」
そう声を上げたのは、娘さんでした。投稿者さんによると、娘さんは息子さんと真逆のタイプで、学年代表に選出されるような優等生。大人びたところがあり、周囲を気遣って、未知の世界へなかなか飛び込まない真面目な子だといいます。
それでも「お互いがお互いをかばい合ったり、華奢な娘が歩き疲れたらすぐに息子がおんぶしてあげたり」するほど、普段はとても仲良しな兄妹なのだとか。ところが、「我が家に爆誕したスーパーウズラの第一発見者は、娘でした」という事実は、兄と妹それぞれに“ちょっとした悲劇”をもたらしました。
「ウズラは、最初に遭遇した娘が親だと刷り込まれたようです。そのため、甲斐甲斐しく滑り台まで作って飼育ケースを手入れする息子の前で、娘を求めてピーピー鳴くんです。娘は『責任が重い』と若干引き、息子は軽く嫉妬しています(笑)」
それでも息子さんは、ウズラの雛を熱心にお世話し、順調に成長させているそうですよ。
一連の投稿が大反響を呼んだことから、Xアカウントのフォロワーが7000人ほど増えたという投稿者さん。「ウズラの続報を期待されているであろうフォロワーさんが増えたので、ウズラ以外の話がしづらくて少し緊張しています(笑)」と明かしてくれました。
行動力抜群の息子さんと、気遣いできる大人びた娘さんの成長とともに、ウズラが育っていく姿も楽しみですね。
(Hint-Pot編集部)