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意外に知らない、スーツケースや旅行カバンのケア方法 専用カバーがなくても代用できる身近な物とは

公開日:  /  更新日:

著者:和栗 恵

教えてくれた人:伊藤 まき

スーツケースを長く使うには、使い終わったあとのひと手間が大切(写真はイメージ)【写真:PIXTA】
スーツケースを長く使うには、使い終わったあとのひと手間が大切(写真はイメージ)【写真:PIXTA】

 旅行や出張、推し活など、何かと出番が多いスーツケース。しかし、いざ使おうと思ったときに「壊れていた!」「カギがない!」といったトラブルが起きることもあります。旅に出かける前後で、どのようなケアをすればいいのでしょうか。パッキングに詳しい、整理収納アドバイザーの伊藤まきさんからお話を伺いました。

 ◇ ◇ ◇

旅の日程が決まったら、まずはスーツケースをチェック!

 旅行前は、やらなければならないことが盛りだくさん。そうしたなか、忘れられがちなのがスーツケース(キャリーバッグ)の準備です。

 いざ、荷物を詰めて出発という段階になって、車輪が割れている、カギがない、臭いがついているといったトラブルが発生することもあります。いつでも楽しく旅をスタートするために、スーツケースや旅行カバンの事前・事後のケアを怠らないようにしましょう。

・キャスター(車輪部分)が破損していないか
・ハンドルや取っ手の伸縮部が壊れていないか
・本体にへこみや傷、ひどい汚れはないか
・カギはあるか、きちんと閉めることができるか
・ジッパーが壊れていないか、スムーズに開閉できるか
・カバンの中が汚れていたり、臭いがついたりしていないか

 旅の予定が決まったら、まず上記をチェック。不安なところがあれば、メーカーやこうした修理を行っているサービス店を探して、修理を依頼しましょう。工具がそろっている場合は、パーツを探して購入し、自力で交換するという手もあります。

 臭いがついてしまった場合は、消臭スプレーや消毒用エタノールを水で薄め、布に含ませて拭き上げてから、しっかりと乾燥させてください。臭いがひどい場合は、重曹を粉のまま内側全体に振りかけて、数時間~1日程度置き、掃除機で重曹を吸い取ります。その後、布で拭き上げてから乾燥させましょう。