Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

からだ・美容

“鳥の巣”状態の子どもの寝癖 家庭でできる寝癖対策やヘアケアの方法 美容師に聞いた

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

“鳥の巣”になった朝の対処法 髪質で違いはある?

 寝癖を直すには、シンプルに「濡らして乾かすこと」が効果的です。濡らす際は、水よりもぬるま湯のほうが髪になじみやすく、効率良く直せるでしょう。さらに、ブローローションのような髪に柔軟性を補うアイテムを使うと、寝癖が整いやすくなります。

 そして髪をとかすときは、クッション性が高い「パドルブラシ」を使用するのがおすすめです。静電気が起こりにくく、髪を優しく整えることができるでしょう。

 髪質によって寝癖のつきやすさは異なりますが、基本的な手入れ方法に違いはありません。直毛・癖毛・縮毛いずれも、夜にしっかりトリートメントをして乾かすことが大切です。とくに癖毛や縮毛の子どもは、寝癖がつきやすいです。夜の基本的な手入れに加え、朝に濡らして整える習慣が時間短縮のカギになります。

 改めてお伝えしたいのは、朝の寝癖対策は夜のヘアケアから始まっているということです。トリートメントを使い、よく乾かすこと。朝、寝癖ができてしまったら、ぬるま湯やブローローションで髪を湿らせ、パドルブラシで優しくとかすことで、髪が落ち着きます。忙しい朝でも、ちょっとしたケアと工夫で、子どもの“鳥の巣”ヘアもぐっと扱いやすくなるはずです。

◇三村 浩章(みむら・ひろあき)
合同会社サステア・CEO。hair make /COUR代表。滋賀県美容組合副理事長。シャンプーソムリエの資格を持つ現役美容師。今までに向き合ったお客様の数、延べ12万人以上。高校卒業後、兵庫県神戸市のサロンに勤務。その後、滋賀県彦根市にCOURを出店。ヘアショー、各種セミナー、神コレのヘアメイク、雑誌のヘアメイク、メーカーのプロダクトの企画テストなどをこなす。また、シャンプーオタクが作ったリペアシャンプー「サステア」をECサイトにて販売中。

(Hint-Pot編集部)