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GW明けに「なんだかやる気が出ない」と感じたら 食習慣で意識したいこと、避けたいこと
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教えてくれた人:和漢 歩実
避けたい食習慣とは
過度のストレスがかかったり、疲れを感じたりしていると、食事が乱れやすいです。次に挙げる食習慣は悪循環を加速させてしまうので、心当たりがあればぜひ見直していただきたいと思います。
まず、甘いお菓子やドリンクのとりすぎです。食べたり食べなかったりして偏った食生活が続き、栄養が不足していると、ブドウ糖をエネルギー源とする脳がエネルギー補給をするよう指令を出します。すると、体が迅速にエネルギーに変わる糖質を欲しがり、甘いお菓子や飲み物につい手が伸びてしまうことに。血糖値が急激に上がり、その後は急降下する血糖値スパイクを起こし、ますます気分のムラやだるさを招くことがあります。日々の食事から整えて、甘いものは疲れたときのご褒美程度にしましょう。
続いてアルコールです。飲酒は一時的な気晴らしになっても、過剰になると睡眠の質を下げたり、翌日のだるさやパフォーマンスの低下につながったりすることもあります。飲むならば純アルコールの量に注意してください。
厚生労働省では、生活習慣病のリスクを高める飲酒量(1日あたりの平均純アルコール摂取量)を、女性は20グラム以上としています。健康的に飲む量は、アルコール度数5%のビールであれば500ミリリットル、度数14%のワインなら180ミリリットルまでが目安です。
寝る直前の食事もNGです。遅い時間帯の食事は消化吸収が悪く、睡眠の質を下げる原因にもなり、翌日の疲労やだるさにつながります。なるべく就寝の3時間前までに食事を済ませてください。遅くなってしまった場合は、スープなど胃腸に負担がかからないものを選択するのがおすすめです。
GW明けになんだかやる気が出なければ、食習慣を見直すのもひとつです。無理のない範囲で、ゆるやかに整えていきましょう。
(Hint-Pot編集部)