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「インフルエンザの濡れ衣を着せられた」 逆恨みするママ友 周囲への注意喚起どこまでOK?
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突然のドタキャン連絡が来るも忙しくてあまりに気にせず…
そして、クリスマスパーティー当日。朝からケーキを受け取りに行ったり、ツリーを会場に運んだりとてんてこ舞いだった麻央さんの元に、愛里さんから連絡が入りました。それは下の子も欠席するという連絡でした。
「その時は『下の子も熱でも出ちゃったのかなー』と、準備で忙しかったのもあって『了解』とだけ返信しておいたんです。その日は、その後もずっとバタバタで、結局、次に連絡が見られたのは深夜でした」
クタクタになりながら、家に帰りメッセージアプリを開くと、愛里さんからたくさんのメッセージが入っていました。
「家族でインフルエンザなことは、私(麻央さん)にしか話していないのに、何人かのママさんから彼女に連絡があったそうです。そして、下の子は大事をとって欠席させるよう言われたようで、勝手に個人情報をバラしたことへの怒りや、裏で非常識な人として扱っていたのではないかと邪推するような内容でした。本音を言えばその通り非常識だと思っていたのですが、とにかく一方的な物言いに頭にきてしまいました」
疲れていて返信する気も起きなかった麻央さんは、ひとまず放置することに。すると、どんどんと返信をするタイミングを逃してしまい、既読スルーの状態になってしまったそう。とはいえ、一週間も経つと麻央さんの頭も冷え、自分も事前に一言みんなに確認をとる旨を伝えておけばよかったと思ったといいます。
そこでひとまず、インフルエンザが治ったかうかがいの連絡をいれてみることにしました。すると、すぐに既読になり返信が返ってきました。
「下の子は結局、インフルエンザを発症しなかったそうで、私がみんなに連絡をしなければ参加できたのに……と恨み節が続いていました。うんざりして、『たまたま罹っていなかったからいいものの、もし蔓延してしまったらどうするつもりだったのか』と反論すると、返事が途絶えました」
その後、顔を合わせても無視をされてしまい、年が明けても膠着状態が続いているそう。しかも新学期が始まると、嫌な噂も聞こえてきた、と麻央さんは心配げ。
「地区が違う同学年のママ達に、私が彼女の下の子にインフルの濡れ衣を着せて言いふらしたって、言って回っているみたいなんです。事情を聞いてきてくれたママには、詳細を伝えて、むしろ彼女の方が変だとわかってもらっているのですが、多くの人は勘違いしたままだと思います……」
言いふらされたと思っている愛里さんにとっては、一番の復讐なのでしょう。しかし、麻央さんの行動は間違いだったのでしょうか。これ以上こじれないよう、麻央さんからはアクションを起こさないようにしているのだそうです。
(Hint-Pot編集部)