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「早生まれ」とリーダーシップは関係ある? 米企業CEOを調べた結果…子どもの成長に日本人ママが思ったこと

公開日:  /  更新日:

著者:i-know

リーダーシップに課題がある「早生まれ」の息子

強いリーダーシップが求められるハワイ【写真:i-know】
強いリーダーシップが求められるハワイ【写真:i-know】

 この結果を見て、やはり「相対年齢の高い人がリーダーになりやすい」という傾向に、私も納得してしまいました。しかし、それだけでリーダーシップが決まるわけではないことも理解しています。

 事実、息子本人は「自分はクラスのなかでスロー(とろい)なタイプだ」と自己分析しており、その点について少し悩んでいる様子。とくにハワイの子どもたちは自己主張が強く、人に共感されなくても自信を持ってリーダーになろうとする子どもが多いので、「早生まれ」で最年少の息子がリーダーシップをとることは至難の業です。

 しかし、学校の先生からは「正しい意見や価値観を持っているから、リーダーシップ力をつければみんなを引っ張っていける」とアドバイスを受けたことも。リーダーとしての素質がないわけではなさそうです。

 日本には、「早生まれ」でも成功を収めている方々がいます。たとえば、柳井正さん(ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長)や三木谷浩史さん(楽天グループ代表取締役会長兼社長)は、どちらも「早生まれ」です。

 これらの例を見て、「早生まれ」だからこそ持っている独自の視点や強みがあるのだと感じました。息子に関しても、「早生まれ」だからといって決して不利ではないという気持ちで、成長を見守りたいと思っています。

(i-know)

i-know(いのう)

大学卒業後、フリーランスライターに。お笑い雑誌やファッション誌で、著名人のインタビューを中心に活躍。34歳のとき日本のキャリアに一区切りをつけ、単身ニューヨークへ。その後、ハワイのロコ(地元民)と結婚し、現在は2人の子ども(8歳、6歳)をバイリンガルに育てるべく奮闘している。