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うっかりティッシュを入れたまま洗濯…どう対処したらいい? 身近にあるものを使った意外な方法とは
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根気良く手作業で落とす派も

・水切りネットでこする(50代・女性)
「昔、母に教えてもらったんです」という、ポリエチレン製の三角コーナー用水切りネットを用いる方法。手にはめて、乾いた衣類の表面を優しく撫でます。
洗濯物を平置きして、手前から奥へ滑らせると取りやすいのだとか。「ちまちまと地味に大変ですが、衣類ブラシよりもよくティッシュが取れるんですよ」と、今でも繰り返し使う方法だといいます。
・乾かしてから掃除機で吸い取る(40代・女性)
ティッシュがついた服をいったん干して乾かし、細めのノズルをつけた掃除機で吸い取る方法です。「この方法は、母がやっていたのを思い出しました。掃除機が使えるようになるまで乾かすのがポイントです」とのこと。
ティッシュのカスは服だけでなく、洗濯機の排水ホースの中や排水口にも残っていることがあるためご注意を。ホースをはずして丸洗いし、排水口は歯ブラシのような細かいブラシで掃除したそうです。
・食器用スポンジでこする(30代・女性)
やや硬めの食器用スポンジで、乾いた衣類を優しくこすります。すると、ティッシュがボロボロと落ちていくそうです。
「問題はそのあとで、排水ホースの中が詰まりぎみになってて……。結局、100円ショップの排水管ブラシを使って、ホースと排水口を掃除することになりました」と、こちらもホースにトラブルが。見落としがちなので注意が必要です。
洗濯機の中や周辺の掃除はどうする?
・プロに分解掃除を依頼(60代・男性)
乾燥機付きのドラム式洗濯機をティッシュまみれにしてしまい、プロに修理を頼んだところ、予想以上に時間やお金がかかったという声も。分解して掃除したため、修理期間は3日にわたったそうです。それでも、仕上がりには大満足。安心を買えるという面でも良かったといいます。
・粘着カーペットクリーナーで内部を掃除(40代・女性)
息子さんがティッシュを入れたまま自身で洗濯して、失敗しがちだという女性。洗濯機のフィルターが詰まってしまうので、そのたびに粘着テープを使って掃除をしているそう。細かいゴミは洗濯槽クリーナーを使って浮かせ、取り除くようにしています。
ほかにも、ベランダに設置した洗濯機の排水口がティッシュカスで詰まっていて、台風が来たときに浸水したという例も。また、子どもの衣類にまぎれた紙おむつを洗ってしまい、ゼリー状になった吸収体が洗濯槽の中を埋め尽くした経験がある人もいました。
さまざまな方法があることがわかりましたが、洗濯機をきれいにする方法について、掃除のプロである伊藤まきさんは「インターネット上で家電メーカーが推奨している対応方法を調べることができるので、『やっちゃった!』と思ったら、まずは検索を」とおすすめします。
また、洗濯機を長く使うために、こうした失敗はしないようにすることが大切。ゴミになるものはポケットに入れず、カバンの中にしまう習慣をつけ、洗濯前にきちんとチェックしましょう。
(和栗 恵)
