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スポンジの置き方を変えるだけで、キッチンはもっと清潔に 100円アイテムの“じゃない”使い方
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キッチンのシンク回りは、カビが発生しやすい場所のひとつ。なかでも、水気が溜まりがちなスポンジラックは注意が必要です。そこでおすすめなのが、キッチンスポンジの水分が自然とシンクに落ちるような仕組みに変えること。整理週のアドバイザーの伊藤まきさんによると「便利そうに見えて、逆にカビを増やしてしまう商品もある」といいます。どんなところに注意して選べばいいのか解説します。
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「蛇口にかけるタイプ」のスポンジラックはカビやすいものが多い
スポンジを清潔に保つために、できるだけ水が切れる置き方をしたいという考えから、多くの人が選ぶのが「蛇口にかけるタイプ」のスポンジラックです。
シンクに水滴が落ちる構造で、出し入れもしやすく、一見とても合理的に思えますよね。筆者も実際に、このタイプを4種類ほど試してきました。
ところが、どれも使っているうちにカビが生えてしまうという残念な結果に……。ラック本体が大きく、どかさないと蛇口の周りが拭きにくいため、シンクの壁面についた水分や油汚れなどが残りやすいの原因でしょう。
そこで、スポンジの水滴はシンクにしっかりと落としつつ、蛇口周りに飛んだ水はねや汚れはすぐ拭き取れる仕組みが理想的だということでした。実はそうした理想の水回りは、100円ショップのアイテムを使えば叶えることができます。
水切りカゴを使っているなら…小物用の水切りグッズを

洗った食器やカトラリーを乾かすのに、水切りカゴを使っている人へおすすめしたいのが、「小物用水切りポケット」の活用法です。
もともとはカトラリーや包丁などのキッチン小物を乾かすためのアイテムですが、実はスポンジ収納にもぴったり。カゴの外側に引っかけるだけで、水はけや通気性が良いスポンジラックの代わりになり、カビ予防につながります。
この水切りポケットは、包丁用の細長いタイプから、広めのものまでサイズや形もいろいろ。今使っているスポンジの幅に合ったものを選べば、無駄なくスッキリ収納できますよ。
