話題
「間違って望遠レンズで撮影してしまった」 長岡花火の三尺玉をとらえた写真 想定外のド迫力な一枚が「世界の終わりすぎる」と話題
公開日: / 更新日:

日本三大花火大会のひとつとして知られる、長岡まつり大花火大会。新潟県長岡市で毎年8月に行われ、とくに三尺玉の迫力は圧巻です。そんな花火大会で撮影された写真が、X(ツイッター)で大きな話題になっています。「間違って望遠レンズで撮影してしまった」ものの、予想を上回る迫力ある一枚には13万件もの“いいね”が。投稿者のonotch(@onotch_x)さんに詳しいお話を伺いました。
◇ ◇ ◇
「間違って」撮影された写真が生み出した圧倒的な迫力
「間違って望遠レンズで撮影してしまった長岡花火の三尺玉をご覧ください」
そんなコメントとともに投稿された1枚の写真。そこには、夜の街路を背景に、圧倒的なスケールで空一面を覆う三尺玉の花火が咲き誇っています。
画面の大部分を占めるのは、縦に流れるような金色の花火の軌跡。中央には赤や青、緑の光が重なり合い、美しく複雑な模様を描いています。
まるで空から火の滝が降り注ぐような迫力ある構図で、撮影者の意図を超えた迫真の風景になっています。
投稿には13万件もの“いいね”が集まり、400件を超えるリポストで拡散されました。リプライ(返信)には「世界の終わりすぎる」「間違ってないw ド迫力です!」「これぞ光のシャワー」など、その迫力に圧倒された人たちからの声が寄せられています。
本来は花火全体を収める予定が…望遠レンズが生んだ偶然の傑作

一瞬で消えてしまう花火をきれいに撮るのは至難の業。onotchさんも、撮影前に入念な準備を行っていましたが、今回の写真は完全に予想外の結果だったといいます。
「本来は花火全体が収まるように撮影したいと考えていました。ただ、花火のサイズ感がよくわからず、望遠でも収まると考え、望遠レンズを使いました」
長岡花火の三尺玉は、直径約600メートルという巨大なスケールで夜空に開花するため、想像以上の大きさだったのです。
「花火が大きくはみ出してしまいましたが、これはこれで迫力があり、手前に人がいることで花火のスケール感も感じられる一枚になりました。予想以上に迫力のあるものが撮れ、これはこれでおもしろいと思い、投稿しました」
偶然が生んだ構図に、onotchさんも大満足している様子です。
