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日本では小学2年生で習うのに、“英語脳”の息子は覚えるのが難しいこと 日本人ママの意外な悩みとは
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九九は将来的に必要なさそうではあるものの…

結局、息子は「九九やりたくない」と言い出し、九九を飛ばしてかけ算のワークブックに取り組むことに。アメリカ流の、指で数えながら解を求める息子と、その姿に苛立つ私……。しかも、6の段になると指で数えることが難しくなり、1問解くだけでかなり時間がかかっています。
すると、息子が「やっぱり九九、覚えたい!」と自ら言い出してきました。「でしょ!? 九九を覚えたほうが、みんなより早く答えが出せるよ!」と盛り上げて、九九を絶賛練習中です。
ただ、よくよく考えると、アメリカでは中学生以降、ほとんどの学校が数学の授業に電卓を採用するので、暗算や筆算の必要がなくなります。テストでも電卓の使用が認められ、SAT(Scholastic Assessment Test)という大学進学に必要な試験でも使用OK。イギリスやヨーロッパ、オーストラリアでも中学生以降、電卓の使用が推奨されるそうです。
ということは、将来、英語圏で生きていくであろう息子に、九九は必要ないのかも? そんなことをうっすら考えながらも「ごめん、あなたに九九は必要ないね」とは、いまさら言い出せません。
とりあえずは後先考えず、母と子ふたりでひたすら九九を暗唱する時間を、ただ楽しむようにしています。
(i-know)
