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「『初めて作ったドレス』と『3年間独学でやり続けた結果』」 手作りのプリンセスドレスがプロ級の仕上がり 進化に驚きの声が殺到
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もうすぐハロウィン。手作りのプリンセスドレスに憧れる人も多いのではないでしょうか。X(ツイッター)では、独学でドレス作りを3年間続けた結果、驚きの成長を遂げた比較写真が10万件もの“いいね”を集め、話題になっています。投稿者のあしゅ(@yukytp40209)さんに、この3年間の軌跡について伺いました。
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「作り続けるって大事だなって思う」
「『初めて作ったドレス』と『3年間独学でやり続けた結果』を並べてみると作り続けるって大事だなって思う」
そんなコメントとともに投稿されたのは、4枚の比較写真です。初めて作ったのは2020年9月。人気ディズニー映画『美女と野獣』のヒロイン・ベルを彷彿とさせる、イエローのドレスです。当時生後7か月の娘さんは、上品におすわりをして、左手にバラの花を持っています。
そして、3年後の2023年9月。大きくなった娘さんが、作り直したベルのドレスを着ています。オフショルダーのデザインで、スカート部分には美しいドレープが施され、まるで映画から飛び出してきたかのような完成度。あしゅさんが3年間で培った技術の向上が、ひとめでわかる仕上がりです。
もうひとつの比較は、映画『シンデレラ』をモチーフにしたドレス。2021年1月に完成した淡いブルーのドレスは、当時1歳4か月の娘さんにフィットして、手作りの温かみを感じられるデザインです。
そして2024年10月には、より鮮やかなブルーに生まれ変わりました。4歳になった娘さんが見事に着こなし、優雅にポーズを取っています。初期作品も十分に美しいですが、3年後のドレスは、まるでプロが手がけたかのよう。生地の質感、シルエットの美しさ、細部の装飾まで、すべてが格段にレベルアップしています。
投稿には、なんと10万件もの“いいね”が。リプライ(返信)には「すっげぇ……めっちゃドキッとした……」「技術の向上がすごすぎる」といった感嘆の声が殺到しました。
娘の成長とともに始まったドレス作り

あしゅさんがプリンセスのドレス作りを始めたきっかけは、東京ディズニーランドに『美女と野獣』のエリアがオープンするのに合わせ、娘さんに着せて行くためでした。シンデレラ風のドレスは、娘さんの1歳の誕生日に合わせて、シンデレラをモチーフにした写真を撮りたかったためだといいます。
3年間の独学で、飛躍的に技術が向上したあしゅさん。上達の秘訣は、道具と経験でした。
「個人的に一番大きな影響があったのは、ロックミシンを導入したことです。格段に作業が早くなりました。また、生地専門店に通って、実際に生地をたくさん見てきたことで、布の知識が増えたことも大きいです。どの生地を使えばどういう形が出せるとか、元の衣装を見てこの生地はあれを使ったんだろうなとか、そういうのがパッと頭に浮かぶようになりました」
